これまで7腹も採っているのに一腹1缶必要だというブラインはまだ1缶の半分も使っていません。受精率が悪かったり、水質で失敗したり。早々の全滅組もあって一腹の数が少ないのがその原因です。
でも一番大きい仔はこのくらいまで育ちました。
一方、先週産卵した最新のグループがこれ。
14日金曜日の産卵、母は佐藤さん(大)、父は荻谷さん。70匹ほど。3000匹ほど卵を絞った洗面器は受精に失敗してすべて流し。残りを絞ったこのわずかな数の洗面器がしっかり受精できていました。
皮肉なことに立ち上がりは今年これまでで最もいい感じ。
ちなみに今のところ産卵行為に携わっている魚は明け2歳6匹。メスが佐藤さん(大)、佐藤さん(小)、木村さん。オスが佐藤さん(更紗)、佐藤さん(素赤)、荻谷さん。
こちらは母が木村さん、父が佐藤さん(巣赤)。プラケースですくいながら2割ほど数を減らしました。総数はよくわかりませんが80リットルの舟に程よい密度です。
こちらは父も母も佐藤さん。もうちょっとしたらサシとつまみを見て選別。
多頻度少量仔引きになってしまっていますが、人工授精も孵化も青仔に至るまでの育成も何度もトライできたので良かったかなと思っています。
まだ舟も空きがあるし、ブラインもあります。メスも上記の3匹のほか、まだ産んでいない3歳魚などもいます。5月まで、採れる限り採ってみます。