どうしてもこの時期は当歳らんちゅうに話題と愛情が集中しがちですが、我が家ではそれ以外にもいろいろなことが起こっています。
会社のエントランスに置いてある90cm水槽。2歳ペア。朝出社したらまた卵を産んでいました。
洗面器に絞ってみましたが採れたのは300個くらいでしょうか。今採ってもまず水温管理が大変だし、流そうか悩みました。ただこれも貴重な一回の経験になるし、このペアからどんな仔が出るかは興味深いので孵化を試みてはみます。ちなみに赤いメスは木村誠吾さん、更紗のオスは荻谷富士夫さん。いずれもショップを通じて今年買いました。
特にこのオスはとても元気。品評会では評価されなかった体型ではありますが、色、うろこ並び、頭は素晴らしい魚です。素人受け(らんちゅうが趣味でない人が見たときのインパクト)は抜群。なので会社のエントランスで水槽飼育をしています。
金魚ってこんなに美しいんだぁ、って思える魚です。少なくとも観賞用として持ち続けたい魚。そういう点では我が家のNo1です。
このペア、月1~2回産み続けています。こんなに暑くても産むんですね。私はまだらんちゅう歴が1年未満なのでこういうことも一つ一つがいい経験です。
つづいてアジアアロワナ君のお話。自宅リビングの120cm水槽で飼育。まだ30cmくらい。この春はハネたらんちゅうを数百匹食べて生きてきました。でもハネらんちゅうはとっくに底をついていました。この1カ月くらいは粒餌でしのいできましたが、ここ数日、やっと冷凍ワカサギを丸のみできるようになりました。冷凍ワカサギがこちらも一番楽です。これなら粒餌より成長してくれるでしょう。しかし食べっぷりは豪快の一言。噛んでいる様子もなく丸呑みしてどんどんお腹に流し込んでいくのです。凍ったままのワカサギを(笑)。胃酸で溶かしているのかな?えら病で死んだと思われる腐りかけたハネらんちゅうを食わしても全く元気だったし。古代魚恐るべし。
話は変わって、、、バイオ飼育するぅ~を導入しました。これには大変期待をしています。ほぼすべての水槽や舟に投入しました。
最後に水草水槽の話。5月に会社の事務所を拡張。綾瀬駅前の我が社のビルの目の前にもう一つオフィスを借りました。就職活動のイベント会場として。約50坪。そのエントランスに今から一カ月ほど前に水草水槽をセット。90cm。あと1カ月くらいで仕上がる感じです。
今はカーディナルテトラを泳がせています。石や流木を入れず殺風景にしているのはいずれここにらんちゅうを入れてみようと思っているためです。
以前行っていた水草水槽でのらんちゅう飼育の実験からは次のようなことがわかっています。その時の写真です。
1.事例1(水槽サイズ120cm)
水草は完璧に仕上がっていた水槽。らんちゅうは総じて絶好調。病気知らず。餌食いも抜群。色も良く揚がった。1種類の水草だけはらんちゅうに捕食されたもののその他は全く捕食されることはなく景観は保たれた。
ただしこれはらんちゅうを想定せず作った水槽。結果的に岩などが邪魔して大きくなっってきたらんちゅうの遊泳スペースが限界に来たために、ここでのらんちゅう飼育は終了。(現在は熱帯魚を投入して水槽は継続中)
2.事例2(水槽サイズ90cm)
事例1の反省から今度はらんちゅうの遊泳スペースを確保した水槽を作ってみたが、水草が仕上がる前にらんちゅうを投入したため苔地獄に突入し終了。
ということで今回は
・遊泳スペースを確保し
・水草を完璧に仕上げ生態系を作り上げてかららんちゅうを投入予定
という作戦で進めています。ただし真夏は高温による失敗リスクがあるので秋を目指して仕上げていきます。