そういえばらんちゅう飼育ではタナ(遊泳層)はほとんど(もしかしたら全く?)話題になっていないような気がします。
川釣りで言えばマブナは低層狙いで餌をたらし、 ヘラブナは中層狙いで餌をたらします。
海釣りではアジは低層、サバは中層、サヨリは最上層(水面)、ですね。
らんちゅうの先祖はマブナですからおそらく低層遊泳が基本ですね。実際に我が家のある系統のらんちゅうはこのように低層を遊泳します。
ですがこの系統は比較的上層を遊泳するのです。(写真ではわかりにくいかもしれませんがらんちゅうの影の濃度で比較してみてください)
直感的に思った仮説です。遊泳層は注目すべきらんちゅうの系統別の個性なのではないでしょうか。洗面器評価ではフォーカスされず、審査基準にも触れられてはいない遊泳層。
好みの問題もあるでしょうが上見の観賞魚なら上層を泳ぐ魚の方がいいですよね。品評会でも上層を泳ぐらんちゅうの方が審査員に寄り添っている分(笑)有利?
今日、ふと思った事でした。