昨日行われた楽友らんちう会品評大会のこと。らんちゅうの写真撮影はピーシーズさん が担当してくださるということで、私は今後のために練習のつもりで、しかし一生懸命すべてのらんちゅうを撮影しました。ところが想像以上に困難を極めました。
こちらは親魚立行司の魚。魚は素晴らしくとも写真としては完全に失敗作です。ごめんなさい。
特に困難だったのは親と2歳。体が柔らかいのでシャッターチャンスがとても少ないのです。親の東大関は10分くらいカメラを構えてもまっすぐないい体制になる瞬間がありません。特に上位入賞魚は泳ぎも活発でつねにクネクネしていて。
良く考えたららんちゅうは針子が一番撮影しやすいですもんね。研究会で経験を積んでいてもそれは当歳だから何とかなっていたのです。
そして、今日UPされていた日らんホームページに掲載されている昨日の会のピーシーズさんが撮影されたらんちゅうの写真を見てみるとやはりさすがでした。もう私とは全然レベルが違いました。
日本らんちう協会東部本部 楽友らんちう会(楽友らんちう会支部) 第81回秋季品評大会 平成29年8月27日 | 日本らんちう協会
ちなみにカメラは私と同じNikonを使用されていました。私のカメラはNikoの最高クラスのものなのでカメラの性能で負けているわけではないのです。
ただし昨日はそのピーシーズさんの方が撮影しているお姿を拝見して学びがありました。らんちゅう撮影の基本をこう理解しました。
1.フラッシュを使用する(=動画撮影ではなく静止画撮影をする)
2.シャッターチャンス洗面器の上で何分でも粘る
まず私は今年の春に初めてらんちゅう撮影を始めたとき、フラッシュなんか不要だろうと思っていました。特に私のカメラは暗めの室内でも明るく撮れるので。
ところがそれ以前に、らんちゅうの静止画撮影はとても難しく、それならば動画である程度撮影して、その中から静止画を切り取る、という方法にたどり着きました。実際にこの方法をとられている方も多いようです。
すると今度は昨日の環境や天候の場合どうしてもらんちゅうに光の部分と影の部分ができてしまうという問題にぶつかりました。なのでその影を消すためにフラッシュ撮影するのですね。全国大会の動画撮影のようにライティングしながらの動画撮影は出来ないし。
フラッシュ撮影は次回からその機材を準備すれば問題ないと思います。一番重要なことは「洗面器の上での粘り」だと思います。しかしそれを本気でやるとなると品評会では撮影以外のことをやる時間はほとんどなくなるでしょう。
私はバドミントン撮影と履歴書写真撮影はプロとして行っていますが、らんちゅう撮影は想像以上に大変です。
昨日、楽友会のらんちゅう撮影をしていただいたピーシーズの東山さん、間違いなく言えることは相当頑張っておられた、ということです。
心から感謝と敬意を表します。
ということで、私が撮影した昨日のらんちゅう写真はボツ、とさせてください。次は頑張ります。
らんちゅう写真はダメでしたがスナップショットはたくさん撮れましたのでこちらの楽友会のサイトにUPしました。
https://bcmilan1.wixsite.com/rakuyukai/blank-1