会社の飼育場で手塩にかけて育成していたらんちゅうのうち10匹を自宅の観賞用池に移動しました。このうち5匹は研究会にも参戦経験があります。その際に上位に入った魚もいますが今後、会に使えることはないだろうとの判断をしました。
ですが尊敬するブリーダーの方の所の生まれです。従って種としての価値はあるのでこの観賞用池で冬には冬眠もさせる予定です。ただし種候補としての順位もメスで4位以下くらいなので気楽に。本当はこの判断を2カ月早くするべきだったように思います。このあたりが1年生ですね。
最近は「生産性」という言葉を強く考えるようになりました。もともと自分の人生観の中で重視していた言葉ではありますが、それが一層強まる今日この頃。仕事だけでなく趣味も、です。
その理由は自分の年齢です。今52歳。55歳で死んでも100歳まで生きても悔いのない生き方をしたい、とは15年くらい前からずっと思っています。1年間という貴重な時間を惰性で流してはいけないなと思うのです。
生産性向上のカギの一つは「捨てること、やめること、断つものを決めること」
もちろん、らんちゅう飼育はやめません。むしろこの趣味を充実させるために重要性の低い阻害要因はスパッと排除していきたいのです。
私より年上の方が多いらんちゅう趣味の世界。60歳、70歳を過ぎての生き方、考え方、らんちゅうへの向き合い方について多くの方から貴重な学びをいただいています。