会に使おうか種として命を守るか悩んでいたこのらんちゅう。昨日からちょっとエラ気味。一瞬命の危険を感じたものの今日はちょっと安定。しかしいまだ療養中。この秋の会にこの魚はなし、ですね。逆に決断出来てすっきりしました。来春に種として活躍してもらい、そのままいい2歳、親になっていけば会で使おうと思います。
上の写真のらんちゅうがお父さんにあたる子供たち。孵化後3日目。まあまあ順調なようです。この時期に生まれたものは会用になりませんが「種の保険」としての育成を行けるところまで行ってみます。
秋だからでしょうか。いくつかの舟で体調を壊すらんちゅうがパラパラ出始めていますが、このグループだけは絶好調。(会社窓際120×90cm3連、オーバーフロー濾過バイオ入り、水替えは週1回未満)。
この飼育場の安定感が私のらんちゅう飼育の柱として機能しています。とっても大事な魚はここに入れておけばよい、ということで。ろ過の効いた生きた水、適度な日当たり、安定の水温(年間を通して20℃台)、盗難鳥獣リスクゼロ(セコムしています)。空調の効いたビニールハウス、以上の好環境かも知れません。築3年の新しいビルゆえの安定感もあります。濾過システムによる飼育は頭がつかないのではないか、ということは複数の方から言われていて、確かにそのような気もします。なので会用の当歳の仕上げにはここは向かないと考えて別な場所で教科書通りの飼育をする舟を設けています。
それがこちら。
こちらは「120×120cmの正方形の舟、薄飼い、頻繁な水替え」で王道飼育をしています。
一方、こちら。3日前にカボチャを食わせたらんちゅう。頭が黄色くなってきました。面白いですねぇ。