10月8日(日)、東京都北区にて開催された第129回観魚会品評大会に参加させていただきました。会場は自宅から10km弱。観魚会は研究会を一度見学させていただいたことがありますが参加は初めてになります。当日の会員登録で当歳寿の部(小の部)に2匹出陳させていただきました。
言わずと知れた日本で最も歴史のある会。そんな会が自宅から30分足らずの場所にあることはとても幸運なことです。この会は当歳に小の部があります。8月まではこの会に参加することは考えていませんでした。ですが9月以降、縁があって小さめのいい当歳魚を数匹導入したので観魚会品評大会にぜひ参加したいと考えるようになりました。2~3週間前からはこの日をとても楽しみにしていました。
ここは全国大会ではなくとも箱根駅伝のような特別な価値のある大会だと思います。参加する前は上位入賞を夢見たりもしましたが会場に来て参加者の顔ぶれや受付されていく魚のため池を見たときに洗面器にのることすらたやすいことではないと思いました。
当歳の部の結果表はこちら
私はこの魚がかろうじて当歳寿の部の東前頭18枚目にのりました。
その瞬間はちょっと残念にも思ったのですが上位の魚を見ると、そして地元の尊敬する諸先輩方の苦戦状況をみると大上出来の結果だったと言えそうです。
ですがこの位置を受け容れる気持ちは持たず上を目指し来年以降も頑張ります。
もう一匹はこちら。
8月の某研究会で西大関という実績を持つ魚でしたがドボン。それほどレベルの高い激しい戦いの舞台なのですね。
2歳と親の結果はこちら(私は不参加)。
やはり参加することには大きな意義があって、まずはこれほどの歴史と伝統のある会に参加させていただけたことを大変うれしく思います。また、ものすごく勉強になりました。有名な人は当然のごとく上位に名を連ねています。私のように手探りの神頼みでは話にならないこともよくわかりました。
スポーツと同じですね。勝つ人は勝つための戦略的な準備があってある程度の手ごたえをもってこの戦いの舞台にのぼっているのだと思います。私もそうならなければいけないと強く思いました。
今日出陳されたらんちゅうの写真は別記事でご紹介します。