今、古水がもたらす効果に強い興味があります。
「らんちゅうづくりは水づくり」という言葉をきれいな水作りの話と誤解していたようです。
らんちゅうに関する本や達人のインタビュー記事を読み返し、また、実績のある先輩方のお話しを聞き、池を拝見し、、、あらためて感じたことは頭を作る際の古水の効果です。
もしかしたら頭はらんちゅうにとってのストレスの証なのかもしれません。人間でいう吹き出物のように。
これは2月末の我が家の舟の写真です。
秋に生まれた黒子5匹を40リットルの舟で飼育していました。舟を二つ並べて交互にそれを使用し、汚れた方は毎日水替えをして1日汲み置きしていました。左の舟はすごく汚れているのですが40リットルしかないのでわずか一日でこうなりました。
でもこの飼育方法は私の経験上、最も頭がついた飼育方法でした。それは左の舟のような激しい汚れの効果ではないかと見ています。当時は毎日新水につかる効果ではないかと思っていました。
ろ過飼育は頭がつかないとも言われます。それは水が良くなりすぎてしまうからなのかもしれません。
らんちゅうづくりは深いです。