2枚の写真は2組に分けて飼育を続けてきた兄弟魚です。
産卵日、孵化日、父母とも同じ。一カ月以上異なる環境で飼育。
片方は室内のFRP池120×90cm。もう片方は屋上のタイル製坪池。餌は坪池の方がやや多めに与えています。
室内飼育の方が一足早く色変わりがスタート。屋外飼育の方はまだ1匹も色変わりが始まっていません。これはおそらく舟の色の影響と思われます。知人宅の池でも兄弟を青の舟と緑の舟に分けて飼育したところ緑の舟の方が明らかに色変わりが早かった、という例がありました。
サイズばかりでなく体型もずいぶんと異なる姿になってきました。
健康状態はどちらもとても良好です。コンディションを崩したことはここまでありません。どちらも一日中スイスイ泳いでいます。
いずれにしても大変勉強になります。らんちゅうは作りである、ということを肌で感じることができます。
今後もそれぞれ数は減らすであろうとも別飼育を続けて見ます。先行きが大変興味深いです。
例えば・・・
片方から更紗が続出して片方が全部真っ赤になるとか、頭の出方の違いとか。選別で良いと思われた方が坪池のグループなのですが、実は研究会用のエースは室内の方から登場するのかなど。