昨日は楽友らんちう会の会長宅にお邪魔しました。会長の系統魚育成に力を入れているため会長のらんちゅうの仕上がりと自分のらんちゅうの仕上がりの差をこの目で確かめたいと思ったためです。
例えばこれは私の魚です。
一方、会長の魚はけた違いのレベルでした。写真はありませんが。
痛感したことは自分のマネジメント力の甘さです。
マネジメントの定義は
「数値目標、状態目標を予定期間内に科学的に(数的論理的に)実現すること」
一流のらんちゅう師はやはりここがしっかりしています。
餌の量、給餌回数、池の広さ、深さ、構成、水温管理、水質管理、飼育尾数などなど。
これらがヤマ感なのか科学なのかの違いは大きいです。
そして研究会や品評会で一生懸命勝ちに行って負けると自分の仕事力のなさを思い知らされます。ましてや今、会社では社長業をしていることもあり、自分の仕事力が他人から否定されることはありません。
そんな天狗の鼻を折ってもらうことが勉強になります。会社では組織の頂点、らんちゅう界では見習いの新人。
これはこれでよいことだと思っています。自分という人間のバランスをいい形で保つために。
らんちゅうをされている方には経営者の方も多いので同じ思いをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。