来年の種の本命たちが今日追いかけっこしていました。どれがオスかメスか、予想通りとは言え明確になりました。種に小さいかなと思っていましたが性成熟していることが確認できたのも収穫。
仔引き2年目の今年。一応1月に採っては見たものの早く採ることは重要ではないということもわかり、来年はゆっくり仔引きしようと思っていました。とは言えらんちゅうたちが追いかけっこしているのを見ると採りたくなってしまいますね。
やはり1月か2月に採っちゃうんだろうな。
昨日は某大物らんちゅう師の方に飼育場にお越しいただきました。大先輩の飼育場を見せていただくことは勉強になるしありがたいのですが、自分の飼育場を見ていただくのはその100倍ありがたいです。
会用として力を入れるべき魚、力を入れても意味がない魚、種として価値のある魚、そうでない魚がいろいろと明確になりました。なので少し舟ごとの魚を構成変更することにしました。
いい魚とそうでない魚、自分の判断は半分当たって半分間違っていました。これで大きな時間とコストのロスを回避できます。本当に感謝です。
「らんちゅうは先輩に教わりなさい」と皆さんおっしゃいます。本当にその通りです。努力方向をほんのちょっと間違えるだけで軽く10年は遠回りしてしまいますね。
こういう局面がしばしば訪れるのです。恐ろしい趣味です。