私にとっての今年の開幕戦、葛飾愛魚会2歳会に出陣。なんと東大関をいただきました。そして何よりもうれしいのはこの魚はうちっ仔であること。点数も20点をいただきました。
自家産魚で20点、自家産魚で東大関という未経験の目標を一気にクリアすることができました。こうして目標を一つ一つクリアしてパラダイムシフトを重ねていくことは大事だと思っています。
この魚に関して優等は行くかな、もしかしたら東大関もあるかも、とは正直ちょっと思ってはいましたがとにかくうれしく思います。
この魚が孵化した時のブログはこちら
孵化した時の動画もあります。
この画面に写っているのが該当する確率は低いですがもしそうだったらちょっと感動ですね。
1年2か月後にここまで成長して・・・いい子いい子。
実はこの魚、昨年の6月、葛飾愛魚会の第一回研究会に出して惨敗した魚なのです。
ということは一応この腹のエースではあったわけです。黒子時代から兄弟の中では大きさと迫力が群を抜いていました。「突然変異か?」って思うほどに。
一年、良く生きて成長してくれました。
父親(左)と母親(右)はこの魚です。(両方とも今は天国へ)
いずれも楽友会矢ケ崎会長から分けていただいた魚。
メスの方は一昨年の春、会長のお宅を始めて訪問させていただいた際に分けていただいた7匹のうちの1匹です。初めての訪問者にはいつも初心者向けの魚を初心者価格で出されていると思うのですが、まさにそれです。
オスの方は同年秋、会長から「この種は出るから」と分けていただいたオスです。その時この雄は会ではムリな尾をしていました。当時、無知だった私はとても会用ではない尾をした魚から会用がでることは理解しておらず、不思議な気持ちだったのですが、会長の言葉を信じて良かったです。これは勉強になりました。
金魚伝承に掲載されていたある方の記事に「矢ケ崎会長の魚で継続的に採るようにして結果が伴ってきたといった」ことがかかれていましたが、私もかなり「会長系」を期待してのらんちゅうライフです。
ところが今年はまだ会長系が採れていません。雌雄で20匹くらいの種がいますので何とか。一応数日以内に産む可能性はあります。
まあしかし。今日の魚は私の中では「偶然の産物」みたいなところが強く、再現性はまだ身についていません。まだまだ未熟ものですから謙虚に頑張っていきたいと思います。
今日の結果はすでに日らんサイトにUPしました。
そして今年は新しい試みを。入賞魚は写真ではなく「動画」を埋め込みました。Youtube動画の埋め込みなので日らんサイトのサーバーへの負荷もかけずに済みますし、魚のサイズもわかるし泳ぎもわかるし、メリットだらけと思っています。
さらにはなんと撮影も掲載も写真より私の作業はラクなんです。
私が掲載を担当させていただいている「楽友会」「喜楽会」「葛飾愛魚会」は今後このパターンで行きたいと考えています。各会の方、次回お会いした際にこの試みに関してご意見ご感想などをいただけますと幸いです。