2月初め生まれの先頭集団の選別を行いました。約100→75に。
甘い選別でしたのではねた魚の選択に間違いはないと思います。
全体の感想としては「良い」とは言えない感じです。特に尾型で光る魚がいないですね。この中から会用は出るのだろうかと心配になります。
この腹にサシは全くいませんがツマミがずいぶん出ました。
今日の選別で印象的だったことが一つあります。今回の選別におけるハネ魚の割合です。
この腹は二つの舟に分けていたのですが大きい魚の組はハネ率が40%を超え、小さい魚の組はハネ率が30%を切りました。
尾が閉じていたりつまんでいると泳ぎが他の魚より早くなるので結果的に餌を多く食べているということでしょう。
青仔の段階では大きい魚がいい魚に見えますが本当はそういう魚の方が怪しいということでしょうかね。
「まず大きい魚と小さい魚をハネる」という方がいます。そういうことなのかもしれません。
とは言えこういう例もあるので悩ましいです。
この銀天使は腹の中でとびぬけて大きい仔だったのです。ジャイアンみたいに。
青仔や黒子がその腹の中で目立って大きい場合、それには二つの理由があるのかもしれませんね。
1.尾形が悪いので泳ぎが早くなって兄弟たちよりたくさん餌を食べて大きくなる
2.逆に尾形含む体型全体がとても良いので泳ぎが早くなって兄弟たちよりたくさん餌を食べて大きくなる
銀天使は後者だったのでしょう。
難しいですね。
銀天使君は今日も元気です。