昨日行われた喜楽らんちゅう会2歳会の結果を日らんサイトにUPしました。
今回もらんちゅうは写真ではなく動画を上げています。今は愛魚会も含め4つの会(愛魚、葛飾愛魚、楽友、喜楽)の日らんサイト掲載を担当させていただいていますが、動画を掲載するこの方法は写真よりかなり楽です。撮影も掲載作業も。おそらくご覧いただく方にとっても写真よりはいいと思うし日らんサイトのサーバーの負荷も少ないです。メリットだらけだと思います。
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話は変わりまして・・・
今朝の7時半ごろ。アカムシ1枚に群がる75匹の黒子たちです。
何人かの方に教わりました。このくらいの時期は泳がせて尾を造るべき時期なのだそうです。らんちゅうを始めたころはそういうことは全く分からずそういう発想もありませんでした。
らんちゅうを造るってことはつまりはこれと同じなんですね。
右の男性がらんちゅうで言えば「会」レベルだということですね。
それはある程度の素材がいい食事をして体を鍛えた結果完成するものです。
良い種(親)から採って立ち上がりがいいからと言ってもだめで、右側のような体型は自然にはできないわけです。
で泳がせるためには池を良質なジムにしなければいけません。インストラクターは飼育者です。
らんちゅうがいい泳ぎをする良いジムの条件とはなんでしょう。
・適切な池の大きさ
・収容尾数
・水深
・エアレーション
・水替えやバイオ等で作る水質
・水流の有無
・陽当たり
などが思い当たるかと思います。
で、上記以外のことで「これ重要じゃねぇか?」ということを今朝思いました
それは「朝の活用」です。
らんちゅうは明らかに朝の方が泳ぎが活発なんですよね。餌を求める気持ちが強くなる時間帯だからだと思うのですが。
ここでバッと餌を与えて泳ぎを止めてしまうのか、そのまま泳がせ続けるのか、その重要性にはまったく目を向けていませんでした。
それは人間でいえば朝起きてすぐにまず走りに行くのか、朝練習はせずにすぐに朝食を腹いっぱい食うのかという違いですね。走る距離も大事でしょう。20㎞とか走るとやせちゃうし。
結局のところらんちゅう飼育は
1.観察が大事
2.経験年数が必要
3.完全な飼育マニュアルは作れない
4.人それぞれのやり方がある
5.兄弟らんちゅうを分けて別の人が飼育すると全く異なる姿に仕上がる
に行きつきます。
そのことを改めて納得した次第です。
私はらんちゅうジムのインストラクター、という意識でその技量を高めていかなければいけないのですね。