上から見て尾形と曲がりだけを気にして大きくなぁれと呪文を唱えながらガンガン餌を与えていると・・・
背が高くなってしまいました。
いやぁ失敗しました。こういうところが初心者、なんですね。
しかしこういう崩れ方を徹底的に避けようとすると宇野系の育成ペースになり、協会系ではサイズ不足で戦いの舞台にも乗ることができません。
攻めと抑えの調和、その落としどころはどこにあるのか。それについてはある程度の理論勉強はしつつも感覚を身に着けていかなければいけないんでしょうね。深いです。そりゃ1年2年で結果出るわけないと思いました。
話は変わって・・・
4月6日(土)に放送された就活応援ラジオ番組「天職への道」に出演しました。
毎月第一土曜日早朝5時頃、全国のコミュニティFMで1年間放送予定のラジオ番組に4月からレギュラー出演です。オンエアの数日後に番組サイトで放送内容を丸々お聴きいただくことができます。放送で流した音楽もノーカットでお聴きいただくことができます。約15分の番組です。
企業就職とは無縁の人生を突き進むシンガーソングライターの荒牧リョウさんと上場企業サラリーマンで人事部を経験しその後起業、つまり企業というものにどっぷり浸かって生きてきた私、そんな真逆の職業人生を生きる二人が「天職って何」を語り合う番組です。
株式会社ちかなりがスポンサーとなり、私が企画書をつくり、荒牧リョウさんのタレント力を掛け合わせて出来上がった番組です。
番組内では「天職は後付けで決まるもの」とお話しさせていただきました。実際に何かの仕事についてそれを何年もかけて一生懸命やってみればそれが天職になる、ということです。
一方、天職という単語について辞書を紐解くと「自分の生まれつきの性質にあった職業」と書かれています。
私はこの考え方には否定的です。
人は努力をするのが億劫だから何事も「生まれつき論」で処理しようとします。
「人はこれほどの努力を天才という」元プロ野球選手の張本勲さんの名言ですがこれもそういうことですね。
で、らんちゅうについても当初は「生まれつき論」で考えていました。大関になる魚がどれかは卵の段階で決まっている、みたいに考えていたところがあったのです。
おそらくそうではないんですね。フナ尾とか曲がりはしょうがないにしてもある程度のポテンシャルがあれば後は後天的なもの、つまり造りで出来は変わると。
もちろん種がどんな魚だったのかという先天論は無視はできませんが、後天論から目をそらすといいらんちゅうは造れないようです。
だから冒頭の写真のらんちゅうのような失敗をしちゃうんですね。反省。