会におけるらんちゅうの審査はそもそも相対評価なのか絶対評価なのか、どちらなのでしょう。
絶対評価とは基準ありきの評価、相対評価とはその場にあるものの順位付けでの評価です。
私も最近審査デビューをさせていただきましたが、そこのところの理解がないままに、絶対評価基準で審査をやっていました。つまり理想的な魚でなければ5点はつけないということですね。
今日、ある大御所らんちゅう師の方お二人と(それぞれ別の場所で)そのお話になりました。お二人共その答えは「相対評価が本来あるべき姿」というお話をされました。
つまり、今日そこにいる魚の上位5匹に5点をつけなさいと。これが本来の形(つまりその方たちがさらにその先輩方から教えられてきたこと)なのだそうです。逆に言えば下の方から5匹は1点ということですね。
実際はどの会を見ても5点や1点はめったに出ませんからおそらく多くの審査員の方は絶対評価基準で審査をされているのかと思います。
さて、それに関する私の見解は次の通りです。
どちらでやるかは決めの問題。つまり・・・
「絶対評価と相対評価のどちらで審査をするのか会ごとに明示して(決めて)審査員の皆さん全員がそのことを踏まえて審査をする。会員(出陳者)もそれをあらかじめ理解している」
しかないと思うのですが、、、いかがでしょうか。