アクアライフ8月号とアクアジャーナル8月号を購入。
アクアジャーナルはネーチャーアクアリウム専門の月刊誌。第262号になりますがバックナンバーのほとんどを持っています。両誌は毎月10日発売なので10日前後は自宅から徒歩10分のアクアテイクEさんにこのふたつの雑誌を買いに行くのが恒例になっています。
アクアテイクEさんはネーチャーアクアリウムに力を入れているお店。二人の店員さんは国内TOPのアクアリストです。金魚はちょっとしか置いていません。
アクアライフを購入している目的はこの連載記事を読みたいためです。鷲津寿典さんの「らんちゅう飼育の極意」
今回の記事に掲載されていた鷲津さんの「品評会におけるらんちゅうの真骨頂は高い身体能力に裏打ちされた優美な泳ぎ」という言葉に感銘を受けました。このように事の本質を一言でズバッと表現していただけると努力方向も明確になってとても嬉しいですね。
今回の記事は「京都丹波らんちゅう園」さんの訪問記事。親子で運営されている京都丹波らんちゅう園さん、大阪出張のついでに行こうかな、というわけにすらいかないほど遠いところにあるのでまだ訪問したことはありませんがここの娘さんのらんちゅう愛はとても素敵です。YouTubeチャンネルも運営されています。素晴らしい取り組みだと思います。
このYouTubeチャンネルは会員が800名弱いますね。もちろん私も会員。
話は変わって我が家の飼育場の今日の様子。まずは会社。
エースたち。今年の会用はもう全てこの中だと思います。調子は絶好調。スイスイ泳いで餌食いも良好。デスクの側なので様子を見ながら多頻度少量給餌ができるのが私の環境の強みです。
舟は120×90と小さめですがオーバーフローシステムが軌道に乗り水質はとても良いようです。
このようにバクテリア?がいい色になってきました。
エーハイムフィルターを通して90リットルのポリタンクにろ材をたくさん入れて水を回しています。舟の中の排水口も工夫しているのでらんちゅうを揺らすような水流は発生していません。
今回のアクラライフの記事でも京都丹波らんちゅう園さんのエーハイムフィルターの活用とオーバーフローシステムが紹介されていましたが、それについてはおそらく我が家の方が強力かと思います。この辺りは長年の熱帯魚飼育経験の賜物です。らんちゅう飼育1年未満の私は長年の熱帯魚飼育経験を武器に変えていくしかないので、こういった実験は積極的に行っています。
私の戦略テーマはらんちゅうの伝統技術とネーチャーアクアリウムの最新技術の融合です。そんな中今回の鷲津さんの記事のタイトル「ロマンは歴史や伝統を凌駕することがある」というフレーズには大変勇気をいただきました。
もう一つ、今後の研究テーマは「いろいろなエサの混合給餌」
日本人もこの50年くらいで体格がずいぶん良くなりました。私たちが子供のころと比べても大きな食生活の進化があります。私が子供のころは母が100%果汁のオレンジジュースを水で塩入れて薄めて私たちに飲ませてました(笑)。今はそんなことしませんね。
米だけでなくパンや麺、時にハンバーガー。欲に任せつつ過剰にならないよう好き嫌いなく食べて運動をしっかりすれば人間もいい体は出来ます。米と魚と野菜だけの食生活では難しかったと思うのです。
らんちゅうも食欲を見ながらいろんなものを与えてみたいと思います(もちろん命の危険はないようなもので)
こちらは会社から徒歩5分。自宅の200リットル舟。当歳魚2軍選手達。先週末体調を崩していたこの組も塩いれてエサ切って徐々に回復してきました。(今日も餌抜き)
その他今日は撮影していない数十匹含め、総じて絶好調です。健康第一。らんちゅう飼育もそれが一番の幸せ、ですね。