約20年前に出版され世界規模で大ベストセラーとなった「ビジョナリーカンパニー」
多くの経営者が座右の書とする名著です。
本書は100年、200年と永続する企業の共通法則を事例研究によって導き出しそれを解説しています。
その要点は次の8つ。
会社の机のペンケースにこうして貼って、これを肝に銘じながら会社経営をしています。
その中で今日のお話は(6)の「大量のものを試してうまくいったものを残す」についてです。
何万匹もの仔引きをしてたった数匹の会用を作っていくらんちゅう飼育はまさにそれにあたるのですが、ここで大事になることが見切る力、捨てる力。
会社でも私はいろいろな新企画を打ち出すので、現在ある企画は見切りの段階に入っています。これは100年続く会社にしていくために重要な行為と考えて前向きに見切っています。見切り千両、損切り万両と言いますがまさにその通り。
で、らんちゅうも同じ局面に来ていると感じています。今シーズンから飼育施設が拡大したことにはしゃぎすぎてらんちゅうだけでも仔引きから親まで、ハネたらんちゅうも飼育を続けたり、関東アズマや鈴木アズマまで仔引きしたり。
でも今更ながらにわかったことはらんちゅうは最低限、がんがんアカムシを食わせてがんがん水替えしないといいものはできません。
見切り千両、はらんちゅうでも必要になってきたと感じています。手放すらんちゅうを的確に選んでいくことが重要そうです。
私の今年の目標は何部門でもいいから一つの会でいいから一匹でいいから品評大会で優等にのせること。
「2とを追うものは一兎も得ず、だったなぁ、やっちまったなぁ」って秋の品評大会で後悔することのないように。