明け2歳の水槽。
上から2番目の小さいらんちゅうの動きが異常。泳ぎがフナみたいに速いのです。スリムなボディ、そして大きく開いた水の抵抗が少ない尾がその理由だと思います。
高速にスイスイ泳ぐその姿はらんちゅうの水槽の中では大きな違和感。
でも、それはそれでかわいいんですね。その個性が。
品評会を意識すれば欠点でしかない要素も、肯定的に見れば個性であり可愛さ。
あるものを溺愛し、またあるものを淘汰する金魚の世界。
でも「みにくいアヒルの子」にそそぐ愛情みたいなものも少しは大切にしていきたいですね。