今日(10月8日月曜日)は休日。私と同じ会社に勤める妻は今日から1泊の大阪出張。私は普段妻が溺愛している愛犬のお守りをしつつらんちゅうに専念できる一日です。
今日は時間もゆとりがあるので飼育場の状況を全部掲載してここに記録します。
まずは1階室内飼育場から。
1.120cm×120cm、当歳約30匹。これは2歳以降に化けることを期待してゆっくり飼育しています。今室内飼育場にいる魚はすべて冬眠させないので春にはいい感じのサイズになると期待しています。らんちゅう飼育の基本と異なる過密飼育をしていますが、群泳する姿が好きでそれを楽しんでいます。今年の会では使わない(使えない)し種にもしないと思います。
2.120cm×90cm。当歳3匹。7月に葛飾愛魚会の売り立て会で購入。その後、この3匹が観魚会の第2回研究会で西大関と東小結と前頭に。東小結の魚は購入前に喜楽の第一回研究会で4席だった魚でもあります。西大関の魚はその後の葛飾愛魚会の研究会でも立行司に。とにかく大活躍した3匹。しかもこの魚の兄弟が9月の東部大会の当歳の部で東大関を獲るという付加価値が後付けでついた宝物。そうなるとやはり仔をとってみたいなということで飼育しています。今年の大会ではもう使いません。雌雄が揃っているのかは不明ですが3匹いればなんとかなるでしょう。
3.120cm×90cm。自家産2匹。ミジンコ漬けにして飼いこんでます。今週末のあのビッグな大会で使えるかなぁ。直前まで様子見。
4.プラ舟ジャンボ180。2歳魚単独飼育。8月の楽友会2歳東関脇。あと一歩で自分で作ったらんちゅうで人生初の優等という夢がかなうと思い、その後も一層の魂込めて育成してきました。良くなったと思います。こいつには期待してるんです。今年も来年も。健康状態は極めて良好。頼みますよー。
5.120cm×90cm。8月の楽友会当歳大の部西関脇(手前)とお供2匹。西関脇の素質は複数の大御所の方に認めていただいていて期待している魚。2歳以降でどういう作品に作り上げていくか。私の手腕が問われる課題作。
6.オーバーフロー加工した練舟。種7匹。最初から種用としてもう数か月も飼育しているんですがもうちょっと大きくする必要があるかなぁ。このグループからどんな仔が出るかは来年の最大のお楽しみ。種候補はこの7匹と2番の写真の3匹に絞っています。これで3月末までにいい仔が採れなかったらそのあとで種の確保を考えます。
7.120×45×45cmガラス水槽。関東アズマ1匹と鈴木アズマ。春からずいぶん減ってしまいました。鈴木アズマの命はつなぎたいので仔引きするかなぁ。どうしようかなぁ。新たに買う気もしないし。春だとらんちゅうで忙しいから今産んでくれてもいいんだけど。
8.1m×1mの正方形練舟。ここには秘密兵器の親魚が1匹。コンディションは良好です。今週末の観魚に出してその結果次第では日らんに持っていく1匹はこれになるかもしれません。もちろん優等レベルではないと思います。なんとか洗面器にのれば。観魚と日らんはなんでもいいからオールドボンは避けたいー。
9.120cm×120cm。以前このブログに書いた「琵琶湖」。当歳の自家産魚3匹と導入魚2匹。ここの水質と魚の絶好調ぶりは本当に勉強になりました。まさに「これが魚が出来ていくーってことか!」という感じ。今後もこの舟で体験した飼育方法が自分流の勝ちパターンということでらんちゅう造りをやっていけそうです。この5匹の来年以降は本当に楽しみです。2歳親でどこかで絶対に優等獲らせたいです。
10.8月の楽友会売り立て会で導入した約30匹の当歳の中から選抜した来年以降の会用7匹。1匹は今年のどこかの大会に間に合うかなと思いましたがもうちょっと大きく太くしないと出しても大した成績にならなそうなので今年はスルーして2歳以降に賭けます。
11.プラ舟110。2歳の単独飼育。当歳の時は会レベルではなかったのですが今は相性のいい会なら役魚もありそうな感じ(実際に大先輩にも見ていただいてその評価も確認済み)に育ってきました。大きくなるので親以降も楽しみな魚です。今年どこかで大会に使うと思います。
つづいて1階の屋外
12.プラ舟140。サシ、捲れのハネ魚。ぱっと見の尾形はいいので観賞用として通行人や近所の方に楽しんでいただいています。今後この魚たちをどうしていくのかは未定。
13.プラ池。ここもハネ魚。ペレットは軽めにやっていますが放置気味。蓋もしないで低い位置にありますが盗難にも鳥獣被害にも全くあいません。この前の道を通行人と散歩犬が早朝から夕方までひっきりなしに通るからだと思います。
14.養生用の舟置き場。現在は閉鎖中
続いて2階バルコニー
15.プラ舟ジャンボ400が二つ。こちらも会に出した後の養生用。現在は閉鎖中。
続いて3階バルコニー
16.3m×2m池。あまりの大きさにその扱いを戸惑っていますが、この秋大会に使えそうな2歳はここで育ちました。対して餌を上げなくてもよく育つのはやはり巨大池の強みなんですね。来年の春以降も2歳、親の強化池として活躍しそうです。現在はミジンコを作っています。
池の一部分を救うだけでも結構取れます。大先輩方の昔話でよく聞く「憧れのミジンコ採り」を自宅で楽しんでいます。
17.8月にあちこちで購入した安価な当歳軍団。この冬は冬眠させてしまいますがこんだけいれば2歳以降で使えるのも出るだろうと期待しています。
18.プラ池。タマミジンコの種は春からずっとここで維持されています。時々沸きます。
つづいて4階屋上
19.坪池その1。一生懸命育てなかった微妙な当歳が約30匹。最終的にこれどうしようかなー、って感じです。ただ、こうして群泳を観賞するのも悪くありません。
20.坪池その2。青水で見えませんがこの中に2歳が2匹います。サイズは13cm前後でしょうか。そのうちの一匹は昨年初めて仔引きした記念の作品。会には使えず種でもなく。3歳4歳になったらどうなるのかという勉強のために飼っています。自家産の魚は親になって頭がドーンと出てくれれば会に使えるかもしれません。
21.坪池その3、その4(奥の列)。冬は閉鎖予定。春までお休み。
そして自宅から車で5分の会社
22.大きめの2歳。このうちの1匹は春の観魚会2歳会で東関脇になった魚。その後すこしバランスをくじしてしまいました。
以上、らんちゅうを始めて2年でこんなにエスカレートしてしまいました。
ある方から「経験も浅いうちに施設が巨大すぎると管理がいきわたりきらずそれによって大会の成績が落ちる危険がある」とのご指摘をいただきました。それは全くその通りだと思い、今は屋外のいくつかの舟を休眠にしつつ、基本的には室内飼育場に集中する体制にしています。
屋上やバルコニー、それこそ別室の室内でもまだまだ場所があり舟を増やそうと思えばたくさん増やせるのですが商売にでもしない限り管理が無理なので拡張はしばらく打ち止めだと思います(といって打ち止めしたためしがないですが)