約1年半ぶりに水草レイアウト水槽を新しく作ることにしました。昨日、土を敷いて岩を置いて草を敷きました。これで何日か様子を見て草がある程度根付いてから水を入れて水上葉から水中葉に変換させて完成させていきます。
この水槽は東錦を飼っていましたがアズマは隣にある60cm水槽の方に格下げ移転しました。
一つは先週発表された2018年世界水草レイアウトコンテストの動画を見て刺激を受けたこと。それがこちら
このコンテストには一昨年まで5年ほど参加していましたが、最近では世界のレベルが上がりすぎて本当に勝てなくなったことと、らんちゅうに関心がシフトしたことで今年は参加しませんでした。
もう一つの理由は会社に置いているこの水槽を移転のため年内に解体しなければならず、魚たちの受け入れ先を作るため、です。
水草水槽熱が復活してらんちゅう熱が冷めることはありませんがこうして時々は水草レイアウトの作品を作っていきたいと思います。
世界水草レイアウトコンテストは18年の歴史があります。らんちゅうに比べるとまだ全然新しい世界ではありますが、その審査基準の突き詰め方や審査員の方々の審査理由の表現力とボキャブラリーはものすごく高いレベルだと思います。今年もある審査員の審査理由解説の深さには驚かされました。
このような極めてアナログな芸術作品について審美基準、審査の権威、審査することへの誇りなどをもってその世界の格式を高めていくということはらんちゅうも世界水草レイアウトコンテストも同じですが、歴史の長さやマーケットの大きさに関係なくお互いに参考になるものだと思います。
話は変わって、
特に会にも使えないだろうということでしばらく青水&フードタイマーで放置していた2匹の2歳を久々に上げてみました。
どちらも立派な姿に変貌していてちょっと驚きました。
一生懸命水替えてアカムシあげている魚たちに勝るとも劣らない進化をしていたのです。この放置飼育組が。
1匹は会に出してみようかな、と思ってしまうくらい。
この円熟味が2歳の魅力なんだなということを改めて実感。
そして更水でアカムシが快適でしょ、というのは人間が勝手に思い込んでいるだけであって、らんちゅうにしてみればペレット、フードタイマー、濃厚な青水の方が幸せなのかも、とも思ってしまいました。
室内飼育場で管理して大会に出す準備をしようかなとも考えましたが・・・
この2匹はそっと青水池に帰してあげました。