自宅脇のここをいつも自転車で通りかかる女性がいます。おそらく通勤途上。歳は30代くらいでしょうか。ここのらんちゅうを見るのを毎朝楽しみにしていると言ってくれている方です。
イメージはこんな感じ。いつもさわやかな笑顔で社交的な方。
私がこの周辺で飼育作業をしているタイミングと彼女がここを通るタイミングが合うのは月に1,2回程度でしょうか。
今日はそのタイミングが合った日でした。
いつものように自転車にまたがったままらんちゅうを覗いている彼女に軽く挨拶。そしていつものようにそのまま立ち去ろうとした彼女が何かを思い出したように引き返して近づいてきました。
「そういえば、ここにいた白いおおきいらんちゅうは最近見ませんがどうしたんですか?白姫ちゃん、て私が勝手に名前を付けてその子をみるのをいつも楽しみにしていたんです。」
「ん?どのらんちゅうだろう。ああ!あれか!」
こいつですね。2歳の雌です。うちっこです。
「実は2週間前ほどに☆になってしまっていました。病気などの前触れもなく突然に。」
「あらそうなんですね。残念です。」
会にも種にも使えなかった魚ですが、、、
どのらんちゅうよりも素敵な愛情に恵まれたいいらんちゅう人生だったね。白姫ちゃん。