120cm×120cm舟で単独飼育の4歳魚。青水がきれいになってきました。昨年の葛飾愛魚会親魚西大関の魚です。冬眠させた魚ですが大きな崩れもなくコンディションは良好です。
らんちゅうは手間もお金もかかります。でも完成したよく泳ぐ親魚をこうやって飼育する分には実にローコストで手間もかかりません。餌は粒餌を一日一回少量、水替えも週一回半分程度。月の維持費は1000円もかからないでしょう。この飼い方でこの魚が今年の秋も品評会で入賞できるか、に挑戦です。
ただしやることは少ないし魚も青水でよく見えないので日常の面白みはイマイチ。
結局のところ手間とコストの大半は当歳魚づくりですね。この写真はアカムシ2枚を40匹の当歳魚に与えていますが、この40匹のアカムシ代だけで単純計算で月6000円ペース。水替えも週2,3回と頻繁。120cm角の水量は大きめのお風呂2杯分くらい。
一腹を採って秋に会用を数匹残すまで育て上げるのに水道代とエサ代だけで5万円から10万円くらいかかるでしょうか。10腹作り上げたら1シーズンで50万円から100万円?
この一腹にかかるコストをらんちゅうを売ることで回収している人はおそらく一握りの一流らんちゅう師の方のみ。
アカムシではなく粒餌の活用でコストを減らしている人もいるでしょう。
まぁ趣味なのだからコストとは考えず娯楽費と考えればアリだと思います。旅行行っても遊園地行ってもパチンコ行ってもお金はかかるので。