仔引き4年目。今更ですが選別用の浮かし箱を自作しました。
矢ケ崎会長の池を訪問されたことのある方はおなじみの浮かし箱。先日会長に伺いました。「これはさんみさんとかで売っているんですか」
「いや、手作り。」
ちょっと構造を見せていただくと。確かに釘やねじが手作りっぽく打ち込まれています。
浮かし箱のことはこの本にも載っています。
3年前にこの本で見て気になってはいたのですが、この道具がないならないなりに飼育作業はできていたので買おうとか作ろうまで踏み込んでいませんでした。
でもやはり一流のらんちゅう師の方の環境にどれだけ寄せていくか、それも大事。今回、自作に踏み切りました。
自宅から約5㎞のオリンピックホームセンターを物色。
板はこれにしました。長さ91cm、これを半分にカットすれば1辺の長さは45cmほどでちょうど良いかと。1枚640円。×2、ですね。素材にこだわったわけでなく、何となくそこにあった木材で一番適切かなと思ったので。
網はこれ。500円弱でした。
910cmの板はオリンピックさんのその場で真っ二つにしてもらいました。工賃はたったの50円。今回は浮かし箱二つ作るので板は4枚。それがカットして8枚になりました。
作業台を物色。水中ポンプの空箱二つを重ねたらちょうどよかったのでこんな感じに。
電動ドリルでねじを8か所止めて枠は完成。
試しに浮かべてみると、、、
浮力強すぎ、でしょうか。でもこのあと網を張る釘を打てば重さも加わるし、木材が水を吸っていけばやがてちょうどよくなるのかなと。
網をかぶせて釘をひたすら打ち込みます。
1列16本、計64本打ち込みました。網のはみ出た部分は周辺をカッターでスーッと切って出来上がり。
まぁバッチリじゃないでしょうか。あとは耐久性などは使いつつテストして、、、、
商品化しようかな。一万円くらいで売れるなら制作のモチベーションも沸きますが。いかがでしょう。