俺のらんちゅう

らんちゅうについて考えることは喜びである。

「背」の話

写真1

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写真2

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写真1は私がこの春育てていたうちっこ。今年の当たり腹のいとこにあたる優良系統なのですが造りを失敗。背が高くなってしまいました。

 

写真2は我が家にいる現在2歳の魚ですが当歳の7月まで矢ケ崎会長が作られた魚。しっかり背が抑えられている優良魚ですね。

 

背を抑えつつ大きくするというのはらんちゅう育成の難しい部分の一つ。背の高いらんちゅうは割と難なく大きくなる印象を持っています。

 

当歳時の黒子時代の育て方次第だと思います。

 

ところで今日面白いものを発見。

 

我が家で飼育中の背びれ無しメダカ。

 

写真3

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写真4

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 写真3と写真4は兄弟魚なのですがこの2カ月別々の環境で飼育していました。写真3は餌の豊富な環境でぐんぐん巨大化。写真4はゆっくり育つ環境。写真3のグループと写真4のグループは4匹ずついるのですが、写真3のグループの4匹全部が背が高く、写真4のグループ4匹全部が背が低いのです。

 

 

「背びれのない魚は快適に泳ぐために背を高くしようという力が働く」とはとある大御所の言葉。その摂理に加え給餌を多くすると腹が下がり下がった腹とバランスをとるため背が高くなるということがある書籍に書かれていました。

 

そこを押さえていかに鮒の姿に遠い円筒形の魚を作るかという挑戦がらんちゅう道の一つの考え方。特に宇野系がそうでしょうか。宇野系はゆっくり大きくして背を押さえた魚を作られていますね。

 

背びれ無しメダカもゆっくり育てれば背が低くなり、急速に大きくすると背が高くなるという事実は大変興味深いものです

 

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兵頭秀一

 

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■職業■

株式会社ちかなり 代表取締役会長

 

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就職情報サイト合説どっとこむ
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■著書■

受かる面接、落ちる面接 人事経験者だけが知る採用と不採用の境界線

(2017年12月16日 あさ出版)

 

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