日本らんちゅう協会のホームページのお話です。
今年大改訂が行われURLも変更になりました。
旧URLのnitiran.net のサイトはいつの間にかきれいに消滅しています
そして現在の新しいサイトはこちら
サイトのURLが変わったことによる一時的弊害は「日本らんちゅう協会」検索での検索エンジンのランクが下がったこと。
現在は3位ですね。しかもTOPページではないページがランクインしています。社団法人が上に行ってしまっていること、そして西部本部のページも上に行ってしまっていることは任意団体日本らんちゅう協会としては若干イタイのですが。これはURLを変えた時には避けられないことなので仕方なし。1位に復活するためには今後のサイト更新頻度やアクセス数がカギ。これから努力していくしかありません。
このくらいの規模(数千人の会員や関係者が常時注目する)のホームパージは普通は製作費もそれなりにかかります。そして何といっても運用(情報更新作業)が大変です。旧日らんサイトはある個人の方の偉大なるボランティアスピリッツで成り立っていました。私も部分的に運営作業に携わっていたのでその大変さはよくわかります。
しかし個人のボランティアスピリッツに依存するサイトは永続性という点においては「無理」です。今回のURL改定もそんな背景が関係しています。運営過程の中で協会会員からそのボランティアさんにしばしばクレームが入ったり(まるで報酬の伴う仕事の委託先に要求するレベルでの)していたそうですから旧サイトは想定外に早く破綻しちゃったわけですね。
で、新しいURLで新しいサイトが制作されました。今回も別な方の偉大なるボランティア精神でサイトは一旦の完成をしています。
しかし問題はこの後。「運用、情報更新は誰がやるの?」という問題です。むしろここからの方が大変です。
私の周辺(東部本部)ではこのサイト運営のプロジェクトチームが発足しています。そのメンバーの中にWEBサイト作成の知識がある人が少なくとも3人います。私含めて。
プロジェクトチームのメンバーの共通の見解は
「日らんのサイト更新作業全体を請け負うことは年に100万円もらっても割に合わない。それほど大変。」
で、非営利団体である協会からサイト運営だけで年に100万円単位の予算をねん出できるわけがないことは誰が見ても明白。
んで、WEB制作の知識がある人は各支部ごとに数人はいるだろうから分業してやりましょう、という話が現在進行中なわけです。
んが、しかしこの新しいサイトは改定作業も旧サイトに比べ複雑。そもそも「編集長」的な立場の人が不在という組織体系にあるのでその方針も決められないわけです。旧サイトはそのスーパーボランティアの方が編集長として機能していました。
細かいことを言えば掲載する写真のサイズについてもルールがありません。こんなWEBサイトは普通ないですね。
また私個人的に納得がいかないことが一つ。旧サイトでは入賞魚について写真ではなく動画をUPしていたのですが新サイトではそれが禁止されています。動画のメリットはいろいろあるのですが大きくは1.更新担当の作業負担が少ないこと、2、Youtubeの埋め込みなのでサーバーに負荷がかからないことにあります。特に1番がデカい。
しかし動画禁止を決定したのはある個人の偉い方であり、それは組織的な決定ではありません。議論は全く尽くされていません。
結局現在は協会全体としてのWEBサイト運営のプロジェクトチームが事実上組織出来ていないのです。だから私が個人的に考える解決策は「WEB サイトのプロジェクトマネージャーを1名選任すること(東部中部西部それぞれではなく全体で一人)。これしかないと思います。
とは言え、今年はコロナで皆が集まって話し合うこともままなりませんでしたから仕方なしかと。
非営利団体のWEBサイトの運営というのは本当に重たい問題です。多くの組織では一人のスーパーボランティアで回しているのが現状でしょう。
私も旧サイトに膨大な情報登録作業をした身です。その情報(日らんのここ数年の大会研究会結果の歴史)がスパンと消えちゃったのはちょっと残念ですがそれはまぁしょうがないとして。
プロジェクトチームがしっかりと組織されて新サイトは永続することを願うばかりです。
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