この動画のお話はらんちゅう愛好家として、またアクアリストとして大変勉強になるものでした。
興味深いのは
1.日本は世界でも稀有な水に恵まれた国である
2.その理由は中国大陸から流れてくる雨雲をアルプス山脈がせき止め、山の中に何十年と蓄積され、土の中でハイレベルなろ過をされた湧水が川に流れるためである
3.長野県の安曇野で良質なわさびが獲れる理由はワサビの毒を清涼な水が洗い流すから根が大きくなる、ということを江戸時代の人が発見した。
という内容です。
中国ではらんちゅう飼育も盛んで、金魚文化そのものは日本よりも大先輩なのですが、それでもメイドインジャパンのらんちゅうを中国のバイヤーが毎年高値で買い付けに来ます。
そのことはとても不思議に思っていました。しかしそれも両国の水の違いという前提で考えれば納得のできる話です。
また、水替えをすると成長が加速するという話は常識です。しかしそれも科学的考えると今一つ腹に落ちていませんでした。
が、ワサビの話で大変納得できました。成長を阻害する毒素や細菌が金魚にも常にまとわりついている、それを清い水で絶えず洗い流せば成長の阻害要因が排除されて大きくなる、と考えれば納得です。
また、らんちゅうとは関係ありませんが、コーヒーやお茶が海外で発展した理由は「そもそも水がおいしくないという中でどうやって水分を取るかという問題があったからだ」という話も大変興味深いものでした。
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