同腹の兄弟。こんなのがたくさん池を泳いでいたら観賞しているだけでも楽しいですね。
この家で1階室内、2階ベランダ、3階バルコニー、4階屋上にわけでらんちゅうを育てています。
同腹をいくつかの池に割るときに
ある組は室内、、、
そしてある組はこのように屋上で、、、
ということがしばしば。
黒子の段階でそれをやると明らかに異なる色になります。
屋上は巣赤中心で色変わり遅め、そして室内は更紗中心で色変わり早め。
室内でも青い舟は色変わりが遅く巣赤が出やすく、緑の舟では色変わりが早く更紗がたくさん出ます。
ここまでの仮説は
1.水温が高い方が色変わりが早く更紗になりやすい(=室内飼育)
2.水温が低い方が色変わりが遅く巣赤になりやすい(=屋外飼育)
ですが、室内と屋外の特徴を言い換えるとこうかもしれません。
1.昼夜の水温差が小さいほど色変わりが早く更紗になりやすい(=室内飼育)
2.昼夜の水温差が大きいほど色変わりが遅く巣赤になりやすい(=屋外飼育)
しかし室内飼育で日当たりが悪いと色が揚がりません。
そこで
「緑の舟で室内で日がよく当たる舟」
これが色の揚がった更紗を高確率で出現させる方法、なのかもしれません。
最初の写真のかつぶし軍団はそういう環境で出てきたものです。
更紗を狙うと真っ白なものも一定量出現しますから
「形がいいのに色損して当歳では会に使えない」というリスクが発生します。
でも更紗は会で「色得」する場合もあります。
会での損得はさておき、私は更紗狙いで。そっちが単純に好きです。
来年は大事な黒子は色変わりまで日の当たる室内で作ってみます。