今朝は比較的に満足のできる採卵ができました。昨年の夏、まだ小さいときに種用として調達していた最も採りたかったグループの明け2歳です。兄弟魚に優等魚がうじゃうじゃいる期待の系統です。オスの精子が頼りなかった気はしますが。とにかく楽しみに孵化を待ちたいと思います。
ところで種魚の色って皆さんこだわっているのでしょうか。一流ブリーダーの方々のお話を色々調べてみると「巣赤絶対説」と「白は意外に推奨説」が混在しています。
そもそも紅白の比率は育成環境でかなり変わるようです。
自分の魚でも昨年実証されています。同腹兄弟を半分に分け片方右は屋上で飼育、もう片方は室内飼育をしたところ屋上の魚はほとんど巣赤になり、室内の魚は白勝ち更紗がたくさん出ました。これはおそらく水温の影響ですね。
知人の飼育場では同腹兄弟を青い舟と緑の舟に分けたところ、明らかに青い舟の方が緑の舟より早く色変わりが始まるという現象もありました。
色は固定できないですよね。面被りとか。
で、私の今のところの結論は「種の色は気にしない」でやっております。