今年参加を予定していた品評会は2つ。そのうちの一つが終了。残すは9月10日の喜楽会のみとなりました。早いですね。
東部大会の日は微妙に仕事と重なっているのと、そもそも戦える魚がなく。また11月3日の大阪での全国大会は見学には行こうと思っていますが出せる魚がない上に10月後半に2週間も海外出張なので奇跡すら起こしようがなく。来年は夏と秋の海外出張は無しにしてらんちゅうに集中するようにします。ですが今年はしかたなし。
喜楽会には当歳に小の部がないので我が家では出せる魚が極めて限定的になってきました。当歳は3匹まで出せるそうですが、その候補はわずか4匹。一昨日初めて品評会に参加したことで「もう会用にはなり得ない我が家の魚」が一層明確にわかりました。
なので舟の構成変更を行いました。飼い込む対象はその4匹とお伴数匹だけとなります。
ここには3匹。喜楽会に出すかもしれない魚が1匹とお伴2匹。ただどちらかと言えばこの3匹は来年の2歳で勝負、のイメージです。ですからこの舟からは喜楽にはもっていかない可能性が大きいと思います。
こちらは「来年種に使うかもしれない」魚たち。昨日までガンガン食わせてましたが、今日からはもう粗食モードで。ごめんねー(笑)。
こちらは「来年、ぜひ種にしたい」魚たち。仔をとった後に2歳や親で戦ってみたい魚もいます。
こちらの5匹のうち3匹を喜楽にもっていく方向で仕上げにかかります。この中で一番形が良く一番小さかった1匹は楽友会でドボン。現在養生中。そして別の一匹は戦力外池へ移動しました。
一応4歳魚が1匹いるんですが、アカムシもほとんどやらず、全然作っていないので持って行ってもしょうがないだろうなぁ。
でも実際は「全力の当歳」よりいい番付になるのかもしれないし。
どうしよっかなぁー。
というヘタレな私ですがらんちゅうの世界で勝つために必要な戦略について一つだけ理解していることがあります。
それは2:6:2理論です。
仕事でもスポーツでも。52年間生きてきて、あるいは人事なんていう特殊な仕事長い間して、さらにはスポーツの強豪チームの監督もして、はっきりわかったことはこうです。
1.勝つべくして(勝つための準備がきちんとあって、その裏付けもしっかりしていて)いつものように勝つ人が約2割。
2.負けるべくしていつも負ける人(その背景に勝てる理由が全くない人)が約2割。
3.運やめぐりあわせで勝利と敗北を繰り返す人が約6割。
江戸時代を生きた偉人が残した言葉で最近では野球の野村監督が言って有名になった言葉「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とはそういうことなのです。
らんちゅう趣味の世界に突入して会を目指すにあたり明確なことは3番のパターンじゃいけないだろう、ということです。ならば2番で割り切って楽しんだ方がまだいい。らんちゅうの世界でもすごい人はみな1番のパターンなのだとみています。
裏付けや理由があって勝利を手にする人、にならなければいけないのです。運に頼ってはいけないのです。今年の私は負ける理由がちゃんとありました。たまに研究会で上位になったのはあくまでも「不思議の勝ち」に過ぎませんでした。そう考えています。言うのは簡単ですがやるのが大変です。頑張ります。
でも、楽しむことは忘れずに。そしてらんちゅうへの感謝と愛情も忘れずに。