11月3日の日らん全国大会に参戦した2歳と3歳はともに元気です。昨日から給餌を再開。ともにアカムシ5ブロックを投入しましたがぺろりと平らげました。3歳の方は健康的ないい糞をしていました。
***
では、今日もこの話題で。
サイバーエージェント社長藤田晋氏の最新刊「仕事が麻雀で麻雀が仕事」。ベンチャー起業家としても雀師としても国内TOPクラスの実績を誇る同氏が「勝負強さとは何か」についてまとめた本。らんちゅう飼育作業も一段落したこの時期は勉強の時期。ここに記されたいくつかのテーマをらんちゅうに当てはめて考察します。
今日取り上げるテーマは「ドラは出世の妨げ」について
麻雀経験者の方にはおなじみの格言ですね。
筆者はそれをビジネスにおける英語のスキルに例えています。仕事ができる人が英語を喋れれば価値は上がるが仕事ができない人が英語を喋っても同じ内容の言葉にすぎないと。
私も転職活動をしていた10数年前に人材紹介会社のエージェントにこう言われた経験があります。
「兵頭さん、英語できないですか?」
「いやー、全く」
「惜しいですねぇ。兵頭さんの人事部経験に英語のスキルをオンすると外資系で年収200万円アップする求人案件があるんですけどねぇ」
英語ができれば年収200万円UPということは×数十年で考えると英語で家が建つんだなぁと思いました。しかしそれはこのケースでは人事マネージャーのスキルとセットだからこその価値なのであり、英語力単体では大半の場合食っていくことすらおぼつきません。
この場合まさに英語はドラですね。
筆者は「自分の持っているドラにどこまで固執するか、見切るか、その見極めが大事だ」とこの項を締めくくっています。
さて、らんちゅうではどうか。
私にとってのドラは上の写真の2匹でしょうか。この魚たちは崩れず1年持てば来年の親部門でそこそこの活躍をしてくれるでしょう。
しかし私の所属する楽友らんちう会では今年の日らん全国大会親部門の東西大関を独占した常勝の強者がいます。観魚会も親部門の日本一経験者がいます。葛飾愛魚会も東部大会などで親部門で好成績を連発される方がいます。喜楽らんちゅう会も全国レベルの方が親部門を攻めてきます。
私がこのドラに執着していたらその方々に対しては敗北への道をわざわざ進んでいるようなものなのかもしれません。
手作りは平和(ピンフ)からという麻雀の基本の教えがあります。
らんちゅう飼育でも、まずは平和をしっかり作ることを心掛けたいですね。それにタンヤオつけて三色同順つけて上の写真のドラ2枚も活かして、、、
メンタンピンサンシキドラドラ!
って来年の秋に叫べるよう頑張ります。