1月末生まれのうちっこ。品評大会に出すレベルにはできませんでしたが今年この3匹には多くのことを経験、勉強させてもらいました。「らんちゅうが教えてくれる」とは先輩方がよくおっしゃいますがまさにその通り。
この3匹は兄弟なのですが春先の数か月間、白い方は2軍扱い室内飼育餌はそこそこ。巣赤の2匹は1軍扱い屋上坪池飼育、餌はガンガン。室内組からは更紗が多数出現、屋外組のほとんどは巣赤に。まずこのことが驚きでした。
また、2軍扱い組は餌も少なかったため一回りも二回りも小さかったのですがこの白い魚はそのころから幅があって大きくなりそうな気がしたので1軍に復活させたら兄弟の中で最大になりました。
そしてこの3匹とも幅が付きましたが、ハネっ子組で屋外適当飼育している兄弟たちは頭もあまりついていないしほっそりしています。らんちゅうは作るものだということを身をもって知ることができました。
この3匹は現在も最も優遇された環境で飼育を続けています。給餌も水替えも。なので健康状態は抜群。うろこがきれいで艶を感じます。冬眠もさせずにこのまま寿命まで飼育を続けてその成長を見守りたいと考えています。これからも彼らにはたくさんのことを教わることができると期待しています。
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話は変わって、私がなぜ東京23区で土地100坪の大きな家に住み、巨大ならんちゅう飼育施設を確保できているのか、について。このブログでも何度か紹介しましたが改めて。これをやっているからなんです。
つまり、就職活動中の大学生の合宿所ですね。最大で22人が宿泊できます。単なる自宅ではなく「事業所」なんです。だから大きいのです。私は残念ながら億万長者ではありませんので誤解無き用お願いします(笑)。
このプロモーションビデオは昨日制作しました。こういう動画制作は簡単で無料のソフトで1時間くらいで作ることができます。
一応私もユーチューバーの端くれなのです。
会員8000人以上のバドミントン動画のYoutubeチャンネルを持っています。そのチャンネルは5年くらい前に作って1000本以上のバドミントン動画を上げているのですが、最近はバドミントンもメジャー化してきて動画撮影規制も厳しくなりここ数年はほぼ何もしてません。なのに今でも毎月1万円くらいの広告費は入ってきます。世界中にユーチューバーが増殖する理由がよくわかります。
チャンスがあればらんちゅうのYoutubeチャンネルも作ってみたいのですが今はコンテンツのアイデアが浮かばないので、まあそのうちに。
Youtubeの何がすごいかというと・・・うーん、それは秘密かなあ。
私個人でらんちゅうのYoutubeチャンネルを作っても大したものはできませんが、日本らんちゅう協会が本気で取り組んだらその広告収入がそこそこの財源になるいいチャンネルができると思いますよ。
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さて、、、今日もこの話題で。
サイバーエージェント社長藤田晋氏の最新刊「仕事が麻雀で麻雀が仕事」。ベンチャー起業家としても雀師としても国内TOPクラスの実績を誇る同氏が「勝負強さとは何か」についてまとめた本。らんちゅう飼育作業も一段落したこの時期は勉強の時期。ここに記されたいくつかのテーマをらんちゅうに当てはめて考察します。
今日取り上げるテーマは「自己管理と自己否定」について
最強とされる麻雀のプロが強くなるコツを「自己管理と自己否定」と答えているそうです。藤田さんも仕事で成功するためのポイントを「調子に乗らないこと」だと考え、幽体離脱したように自分を客観視するのだそうです。
いいですね。それ。幽体離脱したイメージで自分のらんちゅうへの取り組みを客観視してみましょう。
あーーー。突っ込みどころ満載(笑)。
藤田さんはこの章をこう締めくくっています。
「それにしても麻雀は自己管理、自己否定、辛抱、我慢、忍耐と辛いことばかり。余暇を楽しむというより修行の場と思った方がいいかもしれないですね」
あ、らんちゅうも一緒やん!