11月3日の日らん全国大会参戦親魚の今日。元気です。朝日を浴びて優雅に泳ぐ姿、その風格は圧巻です。会用の親魚、2歳魚はその希少性も含めて観賞価値が高いなぁと改めて感じます。
さて、、、今日もこの話題で。
サイバーエージェント社長藤田晋氏の最新刊「仕事が麻雀で麻雀が仕事」。ベンチャー起業家としても雀師としても国内TOPクラスの実績を誇る同氏が「勝負強さとは何か」についてまとめた本。らんちゅう飼育作業も一段落したこの時期は勉強の時期。ここに記されたいくつかのテーマをらんちゅうに当てはめて考察します。
今日取り上げるテーマは「牌を磨けばツキが戻る」について
たった1匹の良魚の背後に数千、数万もの母集団を要するらんちゅう飼育には運も付いて回ります。麻雀でも仕事でもらんちゅう飼育でも勝負ごとにおいて「運を支配する」ことの重要性は決して無視のできないものです。
牌を磨くことの効用を「頭をクールダウンすること」と筆者は解釈しています。仕事において状況が良くないときでも「そういうときこそ基本に立ち戻って丁寧にやる」ようにしているそうです。
らんちゅう飼育においても強化選手として飼いこんでいた魚が思うように育たなかったり、疵がでたり、時には不慮の死を遂げることがあります。会での結果が大きく期待外れに終わることもあります。
そういった時にはしばしば飼育作業が投げやり気味に手抜き状態になったり、奇策に走ってしまったりすることがあります。
そんな時はまず飼育場や舟の整理整頓清掃をしてまずは頭をクールダウン。そして基本に立ち戻って丁寧にやる。これがよさそうですね。肝に銘じます。