今朝は飼育場に足を運ぶのがちょっと怖いという気持ちがありました。
昨日エラになったこの葛飾愛魚会親魚東大関君が死んでいたら、と心配でした。
がどうやら無事でした。体調は戻っていないようではありますが。
当歳のエラはあまり怖くないのですが、3歳のエラはお年寄りの風邪のよう怖さがあります。親魚飼育の経験も少ないし。
現在、1階飼育場のエアコンが故障していて加温できません(来週修理予定)。室内飼育場の水温も17度まで下がり餌の食いも弱くなってきました。この時期はらんちゅう飼育も一休み、ですね。
エアコンが治ったら25℃くらいまで室温を上げて冬の飼い込みに突入します。らんちゅうたちは今日の17℃と来週の25℃、この水温差で季節を感じてくれるでしょうか。
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では、今日は久しぶりにこの話題で。
サイバーエージェント社長藤田晋氏の最新刊「仕事が麻雀で麻雀が仕事」。ベンチャー起業家としても雀師としても国内TOPクラスの実績を誇る同氏が「勝負強さとは何か」についてまとめた本。らんちゅう飼育作業も一段落したこの時期は勉強の時期。ここに記されたいくつかのテーマをらんちゅうに当てはめて考察します。
今日取り上げるテーマは「違和感を放置するな」について
会社は大きくなればなるほど、社員と経営TOPとの距離はどうしても離れます。TOPは神格化され恐れ多い存在になります。私が会社員時代に所属していた大企業でも中間管理職は経営TOPへの報告についてしばしばフィルターをかけていました。
賢いといえば賢いですが、ずるがしこいといえばずるがしこい。これも大企業病の一つなのでしょう。
ちかなりの社員数はまだ15人程度なので私自身どの社員とも日常的に飲みに行ったりしますからそういう問題はありませんが、50人を超えたあたりからそんな問題も起こってくるでしょう。
らんちゅうはずるがしこい報告はしませんが、そもそも話すことができません。
違和感を察知するために重要なことは、会社経営でもらんちゅう飼育でも同じですね。
日々現場をよく観察する。そしてそこから見える1つの事実から背後に潜む10の事実を読み取る。
ということですね。
今朝の私は親魚の体調不良という違和感から目を背けようという気持ちが働いてしまいました。反省。
飼育場に行ってみたら大事な魚がいきなり☆になっていてショック!なんてことがらんちゅう飼育の1年には何度もあります。その何回かは前日以前にあった違和感を見逃していたのでしょうね。
水温が低下するこの時期は特に注意、ですね。