俺のらんちゅう

らんちゅうについて考えることは喜びである。

気合は大事

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サイバーエージェント社長藤田晋氏の最新刊「仕事が麻雀で麻雀が仕事」。ベンチャー起業家としても雀師としても国内TOPクラスの実績を誇る同氏が「勝負強さとは何か」についてまとめた本。らんちゅう飼育作業も一段落したこの時期は勉強の時期。ここに記されたいくつかのテーマをらんちゅうに当てはめて考察します。

 

今日取り上げるテーマは「気合は大事」について

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バカラにおいて配られたカードをめくる際に下っ腹に力を入れてめくる「絞り」、麻雀において危険牌を切るときに入れる「気合」について紹介されています。

 

これらの瞬間に気合を入れようが入れまいが科学的には結果は変わりません。しかしこの気合が戦いに対する集中力を生み出し戦況の適切な見極めや粘りなどにつながり、結果として大きな差がつくと述べられています。

 

楽天三木谷社長もビジネスで一番大事なのは「気合」とおっしゃっているそうです。実際ビジネスの世界で勝ち抜いているのは頭の良さではなく気合が相手を上回ている人ばかりだと藤田さんは述べています。

 

で、一見、非論理的な気合の効用は一考の価値があると。

 

らんちゅうではどうでしょう。

 

研究会も品評大会も出品するまでが飼育者の仕事、とよく言います。そして受付に魚を出す際に飼育者が気合を入れようが入れまいが結果は変わりません。日らんの時も出品後は「あとはもうやることねぇな」って言いながら宴を開始(笑)。

 

これはこれでたまらなく楽しいのですが、もしかしたら参加者の方の中には会場入りした瞬間から終了時まで気合を入れっぱなしだった方もいるのかもしれません。

 

どこで差がつくのか。

 

おそらく気合を入れてこの大会に臨んでいた方は食事や休憩をする間も惜しんで、一年に一度しか会えない他地区の一流らんちゅう師の方たちと情報交換をしたり、血眼になって入賞魚の姿を目に焼き付けたりしていたのではないでしょうか。

 

いやぁ反省ですね。その点において私は全く緩かったです。

 

とは言え、私の最大の弱点はその性質が「現在快楽至上主義」であること。

 

だからたぶんダメです。「品評大会宴重視主義派」で行くことになると思います。

 

今夜もらんちゅう仲間と飲み会だし(笑)

 

そんな私ですが今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

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兵頭秀一

 

■所属らんちゅう会■

楽友らんちう会

喜楽らんちゅう会

葛飾愛魚会

観魚会

 

■職業■

株式会社ちかなり 代表取締役会長

 

■株式会社ちかなりの主な事業内容■

就職情報サイト合説どっとこむ
バドミントンフィットネスクラブ楽ミントン

 

■著書■

受かる面接、落ちる面接 人事経験者だけが知る採用と不採用の境界線

(2017年12月16日 あさ出版)

 

■レギュラー出演中のFMラジオ番組■

「天職への道」番組サイト

 

■写真家としての作品集■

兵頭秀一フォトポートフォリオサイト

 

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