過去に書いた記事をいくつか軽く読み直して気づいたのですが、昨年の1月からここで一生懸命加温飼育していたらんちゅうは現在のこの飼育場に1匹しかいません。その1匹は何となく飼っている2歳で会としても種としても微妙な1匹です。他は死んだのもいるし手放したのもいるし。今年の大会に参戦できた魚は1匹もいません。
ちょっと衝撃でした。ということは同じことが繰り返されるなら この中の魚は1年後にはほとんどいないし来年の秋の品評大会に参戦する魚は1匹もいないということになります。
それだけは避けたいところです。
この中の魚を1匹でも来年の秋の品評大会に出せたら進歩したということで。
としてもこれだけのスペースでこれだけの手間とコストをかけてそれが1匹とかじゃ切ないですね。
つまりこれほどの手間とコストの結果は「飼育経験値を蓄積できた」ということでしか自分を納得させられないんでしょうね。
そんなストーリーが私と同じような方が日本中にたくさんいらっしゃると思うのです。
これほど生産性の低いことに多くの大人を夢中にさせるらんちゅうは魔物です。