新型コロナの影響で中止続きのらんちゅうイベント。日らんサイトを見る限りでは今年は今日現在でまだ一つもイベントが開催されていません。
スポーツ界ではインターハイや中学校の全国大会など夏の大会も中止が続々と決まっています。
らんちゅう界では私の所属会に関して言えば6月以降の会の開催の可否についての発表はまだどこもありません。それを決定する理事会や役員会の開催もままならない状況かとも思います。
新型コロナの収束は緊急事態宣言の解除ではありません。これは医療崩壊を食い止めるための時限措置。
高齢の方が多いらんちゅうイベントは以下の条件のいずれかが満たされないと再開が難しいのではないかとみています。
1.新型コロナ患者が国内でゼロになること
2.ワクチンや治療薬が開発されて感染しても命の危険がなくなること
3.感染の有無が即日且つ高精度で診断できる手軽なキットがそこら中にあって陰性であることを確認できた人だけがイベントに参加できる状態になること
日らんの今年の最初のイベントは3月15日の横浜観魚会の2歳会でした。これが中止になったのは会場が市場ということで市からの通達を受けてのものだそうですが、翌週3月22日の葛飾愛魚会の2歳会を中止にしたことは会長の大英断だったと思います。葛飾に関して言えば会場サイドからの使用中止指令は出ていませんでした。
私も恥ずかしながら個人的には「えー、やっちゃえばいいんじゃないの」と思っていましたが、甘かったです。役員会を開催しても賛否両論になるので会長判断で中止を決定されたそうです。超ファインプレーですね。
4月になってわかったことは全国的に3月後半の行動を間違えた人が新型コロナ感染で痛い目にあっていたことです。阪神の選手をはじめとして有名人はマスコミにさんざん攻撃されてしまいました。感染した個人名の全国での注目度も最も高かった時期です。私は3月26日までは普通に飲みに行ったりしていましたが3月27日でピタッとそれをやめました。ちょっと楽観的過ぎたと反省しています。
この仔たちも研究会や当歳時の品評会を意識して煽って育てていますが、どこかの段階でその判断を変えなければいけないのかもしれません。
新型コロナ騒動の先行きを楽観的に見るか悲観的に見るか。その意思決定が迫られる5月になりそうです。