今日は喜楽らんちゅう会の第一回研究会でした。
結果は日らんサイトにUPしました。
私自身は上出来すぎるものでした。大の部3位、小の部9位。今日優等がとれるとは夢にも思わず。
喜楽らんちゅう会の研究会で成績を出すことは毎年とても難しく感じています。参加人数も多いし、その中でも研究会に対する本気度の高い実力者の方が多いためです。
そんな中、仔引きをしていない私は師匠から分けていただいた戦力外の魚でいかに遊べるかという戦い。
その魚たちにはインパクトの強い長所と、とても見つかりにくい難点(=師匠がはねた理由)が混在しているのです。その長所によって4点がつくかもしれないし難点が目につけば2点のリスクもある魚たち。
象徴的な珍事が今日実際にありました。私が出した小の部の9位の魚は審査員5名で15点でしたが、3点×5人ではなく2点の方と4点の方がいました。これについて私はどちらの審査員の判断も間違ってはいないと思っています。まさにそういう事が起こりうる魚なのです。
こちらは昨日の写真。この候補たちからの選手選考は困難を極めました。
そして大の部で3位入賞を果たした魚。
この魚は今朝までは第二候補でした。第一候補として葛飾愛魚会の第一回研究会で3位の魚を用意していたのですが、今朝になって審査対象外にもなりかねない大問題点が見つかり急遽の出陣。
この魚は昨日師匠から分けていただいたので私は何にも造っていません。したがってまだ「師匠の魚感」のオーラがビンビンに出ています。そこも勝負ポイントだと踏んでいました。とは言いつつも大の部の中では小粒だったこともあり14点以下になる懸念もぬぐえませんでした。ところが結果は19点!
今年のここまでの研究会の成績は
葛飾第一回 3位
楽友第一回 1位
葛飾第二回 6位
喜楽第一回 3位
もう奇跡的な成績です。4匹とも異なる魚。そしてすべて師匠の戦力外魚。師匠の存在なくしてこの結果はあり得ません。
今年はこんな感じで極めて特殊な戦い方をしていますが、この戦い方が実は大変勉強になっています。細かいポイントで審査員の方の好みや判定も予測しながら選手選考をし、4点かもしれないし2点かもしれないというギリギリのせめぎあいが続いているからです。
ただ、こんな戦い方ができるのは研究会の前半まで。後半は自身の造りの力が問われることになります。なので例年はここから成績が下降しています。この壁を超えることが課題です。
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