昨日のレポート。喜楽らんちゅう会第二回研究会でした。
日らんサイトに結果をUPしました。
私はこちらの魚で10位と11位でした
更紗の方が20点がついて10位、巣赤の方が17点で16位でした。
こちらはいずれも導入魚。
今年の自家産は一腹が当たっていて前半戦の研究会ではすでに3匹の優等魚を出しているのですが、私の造りが下手で今のサイズは小さく研究会サイズに引き離されてしまいました。
その自家産当歳魚の方は次の3つの使い道を視野に育成しています。
1.10月の観魚会品評大会の当歳小狙い
2.奇跡的に間に合えば11月3日の全国大会
3.2歳以降
私にとって結構大事なことは3です。メジャー大会は2歳や親での洗面器入りを狙うことをメインにやっていきたいと考えています。我が家は室内温室飼育で冬もらんちゅうづくりができるので今年は2歳会が好結果でした。春の2歳会で結果が出るのも嬉しいものです。
そんな2歳以降の可能性を持った魚を今からしっかりと仕込んでいきたいのです。導入魚もその視点で集めています。
昨日の研究会に出した導入魚は16位の巣赤がメインでした。この魚は2歳以降の可能性を重んじていてついでに研究会でちょっと遊べれば、という魚です。したがって昨日の結果はまぁまぁ満足。
一方、10位に入った更紗の方はちょっとした奇跡でした。こちらは巣赤のお共的な位置づけでした。小役には入れればと持参しましたが、今回のレベルの高さを見て審査前は「こりゃ小役は無理だな」と思ったのです。
ところが審査の瞬間にちょっとした奇跡が。
この魚、走ると不格好なんですが、歩いているだけなら結構良いのです。
するとなんと一次審査の数十秒間、この魚は走らなかったんですね~、でオール4の20点獲得。そして案の定、格付けの2次審査ではしっかり走ってしまい、19点の魚より下の10位に落ちてしまいました(笑)。
巣赤の方は泳ぎがちょっと不調で16位とまさかのこっちが下、になったのですが多くの方から「この魚いいねぇ」とお声がけいただいたので大満足です。
審査の時にはいろいろドラマがあるものです。
ただ、審査時の数十秒で順位が変わってしまうのはまさに小役前後の魚で起こる話。大関クラスはそんな短時間の運に左右されず勝つべくして勝っていると思います。なので運に一喜一憂していてはまだまだだと思っています。大相撲でも大関クラスはコンスタントに二けた勝利をしますが関脇~前頭は勝ち越したり負け越したりが繰り返されます。
今日、ちょっとうれしかったことは事前に洗面器全体を見て「この魚優勝候補筆頭じゃないか」と思った魚がこの激戦の中1位となったことです。60匹もの良魚が集った今日の優勝予想はなかなか難しかったです。
4つの会でお世話になり毎週のように研究会に参加させていただくことで大変勉強になっています。ありがとうございます。このペースでこれからも頑張っていきたいと思います。