日らん全国大会から帰宅した戦士。
左の2歳は今年4戦、右の3歳は3戦を戦ってくれました。おつかれさん。
君たちの職業は「戦士」なので来年も生きて頑張ってください。餌たくさんあげるからね。
私の技術不足です。この魚たちのポテンシャルを最大に引き出せたとは言えない状況で戦場に出し続けてきました。そんな中地元の会では賞状をもたらせてくれたし、全国大会ではやることちゃんとやらないと通用しないよということを学ばせてくれました。この2匹に出会えたことが今年最大の幸運だったといえます。
こちらは私が大学生対象の面接対策講座で使用しているスライドです。
競争社会というのはこのように概ね2:6:2であることは間違いないとみています。
上位20%に位置する人は大体の場合、優勝狙いの人です。圧勝するつもりで戦いの舞台に立つ人です。今日の全国大会の役魚を持参された方は皆さん「東大関もあるかも」という期待で魚を持参されたと思います。
一方の私は今日の2匹について東大関は100%ないことはわかっていました。この時点でもう上位20%ではないのですね。
自分は真ん中の60%だろうということで、あとは運に身を寄せた参戦でした。でもこれではその時点でほぼ敗北と言えます。
3歳の方は何点だったのかわかりませんが2歳の方は18点の池にいました。
審査員6人の方が全員3点だったのか2点と4点が混在したのかはわかりませんが。18点ということはまさに真ん中60%の実力だったわけですね。
念のために申し上げておきますと審査に対する不満や疑問は一ミリもありません。むしろダメなものに対しちゃんとダメという結果を教訓として与えていただいたことに感謝しています。
今日は私は結果を出してはいけなかったのだと理解しています。今日結果を出していたらそこそこの努力で行けちゃうじゃん、とらんちゅうをなめていたことでしょう。
面接講座で就活生に強調していることは次の2点。
1.必勝法とは上位20%に入ることが確実だといえる準備のことである
2.真ん中60%はそこに入ってしまった自己責任で敗北なのであり100人中21位から80位なんてものは明確な順位がつくものではない。例えばなんで自分が49位でなんであの人が48位なんだという議論は無意味でありそんな文句を言っている時点で負け組であり永遠に勝利の方程式に気づくことなどできない。
なので講座では何をどうしたら就活生の上位20%になれるのか?そこに主軸を置いて講義をしています。
今回の私は上位20%ではないことはわかっていましたから、100%納得してこの結果を受け入れているわけです。
ただ、日らん全国大会は本当に甘くないと思いました。当歳の出陳は400匹以上だったと聞いてます。これに対し洗面器に乗ることができるのは76匹。20%を切っているのです。
上位20%に相当する準備ができていながら打ちのめされることが珍しくない戦い、これが私が定義する「厳しい戦い」です。
いずれにしてもまずは上位20%の準備をして「今日は東大関狙いで来たぞ」と心から思えるような状態で全国大会に出ることが目標ということになります。
果たしてそこにたどり着けるのか。
今大会で優等賞を獲得された皆さん。
この中の多くの方が今大会に限らず何回も優等を獲得されている方々です。
間違いなくそれぞれの「必勝法」をお持ちで高い次元の戦略と圧倒的な努力で勝つべくして勝利を手にされているのだとみています。決して運ではなく。
尊敬します。
******
ところで今回の全国大会ではちょっとうれしいことがありました。
見知らぬ青年が近寄ってきてスマホを見せてきました。そこにはこう書いていました。「私は韓国のものです」。そしてカタコトの日本語で「ブログNo1、いつも見てる、一緒に写真とってほしい」。まじか! もちろん喜んで記念撮影。
いやぁうれしかったです。ありがとうございます。ただ、らんちゅうの実績が全然ないのでちょっと恥ずかしく、一応「らんちゅう、ビギナー」って説明しておきました。私はらんちゅう会のスターではありません。
ブログ村の方はおかげさまでもうかなり長い期間がっつり1位をキープさせていただいています。
ただこちらは上位になる取り組みと裏付けを伴い勝つべくして勝っています。
それは更新頻度と文章量が圧倒的だということです。それをやれば1位になれることはわかった上で2年前からここに参戦しています。らんちゅう初心者の私はこれしか方法がないので頑張っています。
あっ、らんちゅう飼育の秘訣もそれかな?
「水替え頻度と餌の量が圧倒的」
それを根性でやるか?どうでしょう???
でもブログを毎日書くことについて、つらいことは全くなくて楽しんでいます。これはマジでお読みいただいている皆様のおかげです。
また、膨大な文章を毎日書くことは自身の脳の活性化とか文章力の進化という面では仕事の役にも立つし、らんちゅう飼育日誌の機能としての意義もあり、得るものが多いのでやりがいもあります。
ありがとうございます。