エニアグラム性格診断というものをご存知でしょうか。
エニアとはギリシャ語で「９」、グラムは「図」
性格診断手法の一つですが、、、
・すべての人はこの９つの性格タイプのどれかの属する。
・９つの性格は等価であり優劣はない。
というものです。
性格論として使用されるようになったのは５０年ほど前だそうですが、その起原は１００年以上前ともいわれています。世界各国で心理学、精神医学にも活用されているそうです。
私自身がこれを知ったのは今から１７年ほど前。当時勤めていた企業での社内研修でした。そしてこれには強く共感し、興味を持ちました。
その後、エニアグラムは自身の人事部での採用業務や就活生指導に大いに役立ちました。就活には「自己分析」という作業が付きまといますが、就活の自己分析はエニアグラム診断を１０分やるだけで完結できちゃいます。そのことをこれまで数千人の学生に教えてきました。
さらにはエニアグラムを理解することで人に対する怒りやストレスがかなり軽減されます。そのことは自身の幸福感に多大な影響をもたらしました。
ちなみに私は７番の「熱中する人、楽天家」
どんな性格なのか。ここに書かれていることそのままです。
もう一つ、エニアグラムとは別の件で、ある学者の説。
「体質、気質、性格、知能、知識、価値観」この６つの能力のうち「体質、気質、性格、知能」は大人になって以降は変わらない。大人の成長は知識を得て価値観を進化させること。だから性格を変革させる設計の企業の研修は例がない。企業研修はすべて知識を与えそれをきっかけに価値観を進化させる仕掛けになっている。
これにも深く共感しています。
さて、らんちゅうとエニアグラムの話。
会での勝利を目指してらんちゅう飼育をするということはとても大変なこと。戦略頭脳から決断力、情報収集力、忍耐力、など挙げればきりがないくらい高い人間力が要求されます。
らんちゅうで強い人はエニアグラムで次のどれかが強く表れる人だと見ています。
タイプ１．完全主義、改革者
タイプ３．達成欲、成功欲強い
タイプ５．学者、研究者
タイプ８．負けず嫌い
これはらんちゅうに限らずスポーツなどの競争事全般に言えることではないでしょうか。
ではタイプ７はどうなのか。
好奇心旺盛な楽天家、とはそのことがらんちゅうに興味を持ちらんちゅうを始めるきっかけになりますからその点では有効な性格と言えます。
しかしこのタイプは
・自分に甘い
・あれこれ手を出すから一つのことが長続きしない
などの難点があります。
私の行動がまさにそれ。協会系のみならず、宇野系、水泡眼、丹頂などに手を出してしまうんですね。当歳だけでなく２歳も親も全部やりたい。会にも４つも５つも入る。
その難点は自分自身十分に理解しております。そしてそのことと戦っているのです。自分との戦い、とよく言いますが私の場合は自分の中に潜むエニアグラム７の短所との戦い、というわけです。
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