観魚会品評大会に参加しました。
実は今年、この大会に一番賭けていました。観魚会はなぜか相性が良く、4月の2歳会の東関脇に始まり、3回の研究会では優等2回。研究会年間ポイントも第5位となりこれは私が所属する4つの会で一番の好成績でした。
そういう縁起のようなものは大事だと思い、今日は自分のベストらんちゅう3匹で挑みました。
まず親1匹、西関脇。おしーーーーーーい!。この会の優等の盾が喉から手が出るほど欲しいのですがあと二つ、でした。
でもこの上6つが果てしなく高い壁。入賞者の顔ぶれと魚を見ると「こりゃ全国で優等獲れるという手ごたえの魚を用意しないとあかんやん」って感じ。勉強になりました。この魚は1カ月ほど前にヤフオクで落とした魚。なので魚名は「矢風」。私が魚名を矢風にしていたらヤフオクの魚なんだなとご判断いただいて結構です(笑)。
続いて2歳。東前頭1。小役まであといっぽーーーーっ!
この魚、8月の観魚会でも東関脇。この小役と前頭の洗面器がこのように距離があるのも神のメッセージ。「IWGPは遠いぞー」というオカダカズチカの挑戦者への挑発を思い出すような画ですな。魚名は「今一」にしました。
番付表です。
そして最後の1匹は当歳小。こちらの魚。
今回は当歳の出陳は見送る予定でした。候補だったこいつの完成が間に合わなかったためです。でも昨晩から悩んで悩んで今朝出陣することに決めました。
今年も1月からさんざん仔引きしてうちっ仔は研究会でことごとく惨敗。品評大会に一つも出せないのでは初心者という枠組みからいつまでも脱することができません。またこの仔の種をご好意で分けてくださった林さんへのお礼も込めて、何らかの成績を示したいと考えました。
飼育場ではこのように金魚伝承の過去の観魚会の当歳寿(小)の部の写真のページを開いて何度も何度も照らしながら「うちの魚はここに入りうるのか」を自問自答してきました。
そして贔屓目に観れば「アリかも」と思い決意の出陣をしたわけです。
そして結果は「西前頭7枚目」!
審査員の方に聞くとこの辺りは16点とか17点だろうと。つまり4点を出してくださった審査員の方がいると。
私はこれまでうちっ仔が4点をいただいたことは研究会でもなかったのでうれしい結果となりました。
ということで今日一番うれしかったのは当歳小の前頭7。そして全部の魚が洗面器のそこそこいい場所に乗れたことです。
この3匹の飼育にはまだ反省点が多々あります。だから自分には伸びしろがあるという手ごたえを感じています。ここで来年成績を落とすとスランプになる可能性があるので来年は勝負の年とさらに気合を入れて頑張ります。
戦士たちは自宅の倉庫に暖房を入れて隔離検査入院、です。とりあえず元気そうです。
今回は130回の記念大会ということで参加賞がこのように豪華でした。ありがとうございます。
記念大会スペシャルバージョンの盾、欲しかったなぁ。次は10年後63歳の時に頑張ります。
さすが!という方とおめでとうございますーーーー!という方とが程よく混じって、これがまたいいですね。素晴らしき記念大会でした。