2月生まれの先頭集団の色変わりが徐々に進んでいます。今のところ赤勝ち更紗のような感じで一安心。赤勝ち更紗が一番無難ですね。色損を回避するには。
こちらは3月下旬生まれ、約250匹の120cm×120cm舟。水のコンデションがとてもよくなってきました。昨年の秋にもここの舟このような水の状態になり魚がぐんぐんと良くなっていきました。結果ここから2匹の大関が生まれています。バイオが効いて水が透き通っています。底面と壁面も苔がついて舟の青い色が隠れています。
陽当たり、水面に当たる風、エアレーション、割水をしつつの水替え、が大事だと思っています。これらはいずれも科学的な検証はなく経験とカンです。
飼育場にCDラジオを導入しました。
らんちゅう飼育も「がんばり」が必要。音楽を聴きながら、音楽に力をもらいながら飼育作業をするのは良いですね。
聴いているのは荒牧リョウさんの曲。約40曲をランダムリピート再生で聴いています。
今、彼女とはラジオ番組を一緒にやっているほかいろいろと仕事で提携させていただいている方です。
が、仕事関係抜きでその音楽に折れ込んでいます。
ギターもピアノもこなす弾き語りモンスター。ロックからバラードまでこなす彼女のその曲は何回聴いても飽きません。
荒牧リョウさんはシンガーソングライター歴15年。所属事務所もマネージャーもなくギターをマイカーに積んで全国を飛び回り孤軍奮闘でメジャーデビューを目指して頑張っています。
音楽の世界は本当に厳しい世界です。詞も曲も一流レベル、仕事に対する姿勢もプロ中のプロ、そういう人は無数にいます。だからどんなに努力をしてハイレベルに仕上げても成功者になれるとは限らないのです。
勉強、スポーツ、そしてらんちゅうは努力をして本当の実力をつけたらそれは間違いなく結果につながります。正しい方向の努力方向は必ず報われると言えます。音楽の世界はそうはいかないのです。
荒牧リョウさんの詞にはそんな厳しい音楽の世界でめげずに前を向き続ける彼女ならではの熱く深いリアルな言葉がたくさんつづられています。
彼女の音楽を聴きながら飼育作業をしていると「音楽の世界に比べたららんちゅうは正しい方向で頑張れば結果が出るのだから頑張ろう」という気持ちにさせてくれるのです。
そんな荒牧さん、11月17日日曜日16時~、東京の下北沢でソロデビュー15周年記念ライブをやります。
セルフプロデュースで自分の道を切り開いて生き続ける彼女にとってこのライブは壮大な挑戦です。自身の観客動員記録を更新どころか「大記録」を出さなければいけないライブ。そこへの挑戦を自ら決めたのです。身近にいてこの挑戦は本当にすごいと思います。
荒牧さんの曲の一部を紹介します。
2018年にリリースされた最新アルバムの全曲ワンコーラスハイライト動画です...
全9曲のうち特に好きな次の6曲をご紹介。
1. Cait Sith
ケットシーって読みます。ケットが猫、シーが妖精。アイルランドの伝説に登場する妖精猫のことだそうですね。ライブでもよく歌う荒牧さん肝いりの曲。ライブではループステーションを使って演奏します。ループステーションとはライブのその場でコーラスや演奏を録音し再生する装置。ソロのライブでもコーラスやバックバンドがいるかのような深みを出せます。私がループステーションを最初に知ったのは昨年末に荒牧さんのライブを初めてみた時のことでした。衝撃でした。なにこれ!すげぇ!って。
ループステーションを使ったこの曲のライブ映像はこちら
2. Roullette
「とにかく進まなきゃ、なんにも変わらない、自分の手で切り開いてやる」
という詞が心に響きます。らんちゅうの飼育作業をしているとき。
3. I just say
私と荒牧さんのラジオ番組の第一回でこの曲をリクエストさせていただきました。一番好きな曲かな。荒牧さんを私に紹介してくれた知人もこの曲が一番好きだそうです。明るくて前向きな別れの歌。
4. キミの愛し方
バラード曲。ピアノ演奏。3拍子。ギターでの弾き語り中心の彼女のライブにおいてライブ全体に変化と深みの効果をもたらす曲。あの野村義男さんが「絶品」と評価した名曲です。
6. Deep Inside Of Me
暗い感じの曲かなって聞き始めたのだけど最後はさわやかな気分になれる。陰から陽への転調が絶妙。
9. 鼓動
二胡とギターとパーカッションで構成されたアレンジがたまりません。これに荒牧リョウさんのボーカルが実によく合う。心にしみる曲です。
ということで荒牧リョウさん、応援よろしくお願いします。