らんちゅう3年目の今年、広い飼育場でちょっとした当たり腹を得たこともあり、会用の戦力は親から当歳までまあまあそろってきました。したがって売り立て会での導入はほとんど行っていません。ヤフオクも今年は全く使っていません。らんちゅうにかけたコストは過去2年に比べると今のところ激減です。
今年唯一売り立てで仕入れた魚がこの写真。1カ月前の喜楽の交換会にて。これを含め5匹セットで飲み代一回分くらいの値段でしたが、お目当てはこの魚だけでした。
きれいな面被り、手も尾もきれいに赤が入っています。腰の赤はない方が良かったけれどもこういう感じならそれはそれで良し。
「生まれも育ちも葛飾水元」。そうです。昨年日らん全国大会当歳9位の超一流ブリーダーの方の魚です。
そういう意味では信頼のブランドだし、大きな欠点もないし。
まだまだ小さいので当歳では研究会も品評会も使えませんが、何とか大きくして親となった姿を見てみたいですね。2歳や親なら会用になるかもしれません。
会用にならなくとも飼育は続けていきたいと思います。この魚は究極の観賞用、です。
本当はこういう魚を迷いもなく手放す方こそが全国で戦うことのできる方なんでしょうか。観賞用に労力を使っているうちはその領域までたどり着けないのかもしれませんね。