先月亡くなられた、喜楽らんちゅう会の大先輩、柴山芳昭さん。
ご遺族の依頼をいただき120cm角4面の池と飼育用品一式を引き取らせていただきました。
ご自宅は足立区某所。柴山さんの飼育場を拝見したのは今回が初めてです。
120cm角のFRP池が4面。ご自宅はいわゆる町工場。足立区内の住宅密集地でこれほどのスペースをらんちゅうに割かれていたという事実に驚かされました。
相当な情熱をもってこの趣味に向き合われていたことが感じられます。
2トントラックのレンタカーで柴山さんから頂いた池を運んだ先は千葉県某所。
奇しくも今回、私は千葉市内に戸建て住宅を借りていました。契約書を交わし不動産屋さんからカギを受け取ったのは今日です。
東京の自宅から車で約一時間。移住をするのではなく千葉にメダカの巨大養魚場を展開していくための拠点として活用します。
頂いた池はこちらで末永く愛用させていただく予定です。
ちなみに同じ千葉では一昨年亡くなられた葛飾愛魚会前会長の室岡賢治さんのご遺族から引き取らせていただいてFRP池も稼働中です。
この池を見るたびに室岡さんのことを思い出します。
FRP池にはその人のらんちゅうに対する魂が宿っている感じがするのです。
しかしサイズが大きいのでご遺族からすると「捨てるしかない」場合もあるのでしょう。
今回も柴山さんの息子さんから「引き取り料はお支払いしなくていいのですか?」というご質問をいただきました。もちろん無料で引き取らせていただいています。
私も死んだあとは私のFRP池を誰かに使い続けて欲しいと思います。で、池を見るたびに兵頭を思い出してくれたら嬉しいですね。
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