楽友らんちう会役員改選のお知らせを日らんサイトにUPしました。
新役員体制に関して肝いりの新組織は「審査部」の発足です。
部員による審査をテーマにした議論と研鑽の機会をつくり、審査規定で網羅しきれない黙示的規範の言語化に挑戦します。そして審査力と審査員育成力の革新的な強化を図ります。そのことこそが会の、そしてらんちゅう界全体の発展にもっとも大事な事であると信じてやみません。
そして幸いなことに楽友会には各部門で実績のある一流らんちゅう師が揃っています。
矢ケ崎さんの当歳、そして稲村さん、大久保さんの2歳親の実力と実績は会にとって誇りでもあります。
そして田中淳さん。当歳魚の成績は近年目覚ましいものがあります。らんちゅうはどの部門もやさしくありませんが、特に困難を極めるのは自ら仔引きをして毎年大関を生み出す技術です。そしてそのことで最も重要かつ奥深き領域は種親の研究です。
田中さんはその研究に前のめりで余念がなく、昨年はなんと全国大会10位。のみならず、参加した楽友、喜楽のすべての研究会で大関という(私は見たことがない)快挙を見せつけてくれました。この実力は本物と言わざるを得ません。自分で仔引きした魚ですべての研究会で大関とは「神業」に他なりません。我々会の仲間から見ても頼もしい限りです。
さらには石田直樹さん。彼こそが楽友会にとどまらないらんちゅう界の至宝。まだ30歳代という若さで昨年は全国大会優等入賞。彼は生涯で何度かの日本一をとることでしょう。
会長職の在り方は会によって様々です。そんな中、楽友らんちう会では長年にわたり矢ケ崎さんの次元の異なる神業とリーダーシップによって「会長=最強のらんちゅう師」というイメージが定着したかと思います。他にも「会長のらんちゅう哲学=その会のらんちゅう哲学」という会は珍しくありません。
今回、私はそこを捨てています。「らんちゅう歴7年での会長職ってどうよ?」というクエスチョンの回答はこのことでご理解をいただけるかと思います。
名選手ではないけれど名監督を目指すというとわかりやすいでしょうか。
かつてプロ野球楽天の監督だった平石洋介さんは名門PL学園史上初の補欠の主将であり、プロでも選手としての実績がほぼないまま監督になりました。
そういう人事、そういう組織体制は無しではない、という事は理解していました。したがってらんちゅう師としての実績が貧弱なまま会長職をお受けすることに関しての抵抗はありませんでした。
しかし!
野球の場合は選手として引退後に監督になりますが、らんちゅうの場合は会長であれども現役選手。誰もが思うように私もいつか日本一に、と本気で考えています。
と、いうことで名選手になるための努力も並行して継続していきたいと思います。
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