今日ご紹介する魚は魚名「秋風」2歳、雄です。
これまでの戦績は以下の通り。5戦を戦っています。
1.楽友会品評大会当歳大の部西関脇(2018年8月26日)
2.東部大会当歳の部ドボン(2018年9月16日)
3.観魚会2歳会西大関(2019年4月7日)
4.楽友会2歳会取締二(2019年4月28日)
5.楽友会品評大会2歳立行司(2019年8月25日)
「秋風」という魚名の由来は深い意味はありません。昨年、最初の品評大会に出したときに3匹が役魚になりました。その3匹を順番に春風、夏風、秋風、と勢いで名付けしたものです。
この魚は矢ケ崎さんより分けていただいた魚です。昨年の楽友会品評大会直前に。
冬は私の自宅一階の1室内飼育場で加温飼育。冬眠はさせなかったのですが、今に思えば飼い方が下手でした。全然伸ばすことができませんでした。
年が明けて4月7日、特にサイズ面で全く自信の持てないままに観魚会の2歳会にだしたらまさかの西大関。
下手な初心者である私が半年間も抱えて造り損ねても西大関。矢ケ崎ブランドの底力に驚愕でした。
その後も5月6月とイマイチうまく飼えずにいました。
ところが7月になって3m池に移したらとてもコンディションが良くなりました。
とは言え、サイズ的には細身で頼りなく、自信のないままに今週の品評会に出したら何と立行司。再び矢ケ崎ブランドの底力に驚愕した次第です。
悔やまれるのはこの3m池での飼育をもっと早く始めていたら、というところです。でもまだまだチャンスはあります。
この3m池でぐいぐい伸ばして親魚で大輪の花を咲かせていきたいですね。
ところでこの魚には良きライバル魚がいます。
山岡さん所有。秋風の兄弟魚です。名前は「瑞鶴(ずいかく)」、メス。いい名前ですねぇ。
いや、瑞鶴は秋風のライバルと呼ぶなんて恐縮です。それほどすごい実績です。
昨年は東部大会で西関脇、全国大会でも洗面器に乗り、今春の楽友会2歳会では堂々の東大関。
今回は小さい私の秋風の方が立行司っぽいので1枚上になりましたが、真っ向勝負したらまだまだ秋風は瑞鶴の足元にも及ばないでしょう。
この秋風を飼育する上での最大のやりがいは瑞鶴の存在です。会魚にライバルがいて何度も勝った負けたの切磋琢磨ができるのは最高です。
対戦成績は秋風の1勝3敗。この数字を積み上げることを存分に楽しんでいきたいと思います。